※2026年8月更新
結論:2026年時点で、バンコク日本人学校の授業料が一律で無償になる制度は確認できません。
日本で拡充された「高校授業料の支援」は、原則として高等学校等を対象とする制度です。
小学部・中学部で構成されるバンコク日本人学校の授業料が、
この制度によって無料になるわけではありません。
先に整理
- バンコク日本人学校には入学金・授業料がある
- 日本の「高校授業料支援」とは対象となる学校段階が異なる
- 国から在外教育施設への支援はあるが、家庭の授業料無償化とは別
- 条件を満たす児童生徒には、日本の教科書が無償で給与される
- 実際の家庭負担は、勤務先の教育費補助によって大きく異なる
バンコク日本人学校の学費は無償ではない
泰日協会学校(バンコク日本人学校)は、
タイの私立学校法に基づいて設置された私立学校です。
同時に、日本の文部科学省から、日本国内の小中学校と同等の教育課程を有する
在外教育施設として認定されています。
学校の就学規程では、保護者が定められた入学金と授業料を納付することが
在籍要件の一つとされています。
学校の公式情報は、
泰日協会学校「本校について・学費」
から確認できます。
2026年の「高校無償化」は適用される?
2026年4月から、日本の高等学校等就学支援金制度が改正され、
高校生への授業料支援が拡充されました。
ただし、この制度は名称のとおり、
高等学校や高等学校に相当する課程などを対象とする制度です。
バンコク日本人学校は、日本国内の小学1年生から中学3年生に相当する
小学部・中学部の学校です。
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比較項目
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高等学校等就学支援金
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バンコク日本人学校
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主な対象
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高等学校等に在籍する生徒
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小学部・中学部の児童生徒
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学校段階
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主に高校段階
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小学校・中学校段階
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授業料
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制度の条件に応じて支援
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学校規程に基づいて保護者が納付
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したがって、日本国内で高校授業料の支援が拡充されたことを理由に、
バンコク日本人学校の授業料が無料になるとはいえません。
高校授業料支援制度の詳細は、
文部科学省「高校生等への修学支援」
で確認できます。
海外の学校なら高校もすべて対象になる?
海外にある学校だから、すべて同じ制度が適用されるわけではありません。
文部科学省は、認定された在外教育施設の高等部に在籍する生徒に対して、
就学支援金相当額を支給する制度を設けています。
ただし、対象となるのは文部科学省が示す対象施設の高等部です。
バンコク日本人学校には高等部がないため、この高等部向け制度とは異なります。
対象施設や制度については、
文部科学省「在外教育施設の高等部の生徒への支援」
を確認してください。
日本政府から日本人学校への支援はないの?
日本人学校に対して、日本政府からの支援がまったくないわけではありません。
在外教育施設に対しては、たとえば次のような支援が行われています。
- 文部科学省による教員の派遣
- 教材や教育環境の整備
- 学校運営や安全対策に関する支援
- 海外在住の日本人児童生徒への教科書給与
しかし、学校への支援があることと、
各家庭が支払う授業料が無料になることは同じではありません。
重要:
「日本政府から支援を受けている学校だから授業料も無料になるはず」
という仕組みではありません。
学校運営への支援と、保護者が納付する学費は分けて考える必要があります。
日本の教科書は無償でもらえる
日本国籍を持ち、海外に長期滞在する予定の義務教育年齢の児童生徒は、
条件を満たせば日本の教科書の無償給与を受けられます。
二重国籍の児童生徒も、日本国籍を保持していれば原則として対象に含まれます。
ただし、永住資格や将来の帰国予定などによって取扱いが異なる場合があります。
これは教科書代の支援であり、
学校の入学金や授業料が無料になる制度ではありません。
対象条件と手続きは、
文部科学省「在外教育情報」
で確認してください。
家庭の負担額は勤務先の補助で変わる
駐在員家庭では、会社が子どもの教育費を補助している場合があります。
ただし、補助内容は会社、雇用形態、赴任規程によって大きく異なります。
- 入学金を全額補助する
- 授業料を全額または一部補助する
- スクールバス代も補助対象にする
- 塾や習い事は対象外とする
- 一定額を超えた分は自己負担とする
- 現地採用者は補助対象外とする
「学校の授業料が無償か」だけでなく、
自分の勤務先からいくら補助されるかを確認することが重要です。
赴任前に会社へ確認したいこと
- 入学金は補助されるか
- 授業料は全額補助か、一部補助か
- 補助額の上限はいくらか
- スクールバス代は対象か
- 学用品や校外学習費は対象か
- 立替払いか、後日精算か
- 領収書や請求書は何が必要か
- 為替レートはどの時点のものを使うか
- 途中帰国した場合の精算方法
実際に年間いくら必要?
学校生活で必要になるのは、入学金と授業料だけではありません。
- スクールバス
- 学用品
- お弁当
- 校外学習・宿泊行事
- 塾
- 習い事
これらを含めた年間の目安は、
【2026年版】バンコク日本人学校の年間教育費|学費・バス・塾はいくら?
にまとめています。
よくある質問
日本人学校は義務教育なのに、なぜ授業料が必要なのですか?
バンコク日本人学校は、日本国内の公立小中学校そのものではなく、
タイの法律に基づいて設置された私立学校です。
学校規程に基づき、保護者が入学金と授業料を納付します。
2026年の高校無償化で中学生も無料になりますか?
高等学校等就学支援金は高校段階を対象とする制度です。
バンコク日本人学校中学部の授業料を無料にする制度ではありません。
国から日本人学校へ補助金は出ていますか?
在外教育施設に対する教員派遣、教材整備、安全対策などの支援があります。
ただし、それによって家庭が支払う授業料が一律で無料になるわけではありません。
教科書代はかかりますか?
条件を満たす日本国籍の義務教育年齢の児童生徒には、
日本の教科書が無償給与されます。
ただし、申請時期や対象条件の確認が必要です。
会社が学費を払ってくれることはありますか?
駐在規程などにより、勤務先が入学金、授業料、スクールバス代を
補助する場合があります。補助範囲は会社ごとに異なります。
まとめ
- 2026年時点でバンコク日本人学校の授業料は一律無償ではない
- 2026年の高校授業料支援は、バンコク日本人学校の小学部・中学部とは制度が異なる
- 在外教育施設への国の支援と、家庭の授業料負担は別に考える
- 条件を満たす児童生徒には日本の教科書が無償給与される
- 家庭の実質負担は勤務先の教育費補助によって大きく変わる
- 赴任前に授業料だけでなく、バス代や立替方法も会社へ確認する
本記事は学校や行政機関の公式見解を代弁するものではありません。
学費、国の支援制度、教科書給与の条件は変更される可能性があります。
最新情報は泰日協会学校および文部科学省の公式案内をご確認ください。
参考:
泰日協会学校「本校について」
/
文部科学省「高校生等への修学支援」
/
文部科学省「在外教育情報」