【2026年版】バンコク日本人学校の退学・本帰国手続き|必要書類と日本への転入

※2026年7月更新

バンコクでの赴任期間が終わり、日本への本帰国が決まったら、引っ越しや航空券の手配と並行して、 バンコク日本人学校の退学手続きを進める必要があります。

学校へ連絡するだけでなく、退学届の提出、学習用端末の返却、転入先へ提出する書類の受取り、日本の教育委員会や学校への連絡など、複数の手続きがあります。

先に結論

  • 退学が決まったら最初に担任へ連絡する
  • 原則として退学日の1か月前までに手続きをする
  • 退学日は子どもの最終登校日になる
  • 学校指定の退学届を提出する
  • 支払済みの翌学期分学費がある場合は事務室へ確認する
  • 最終登校日に学習用端末を返却する
  • 転入先の学校へ提出する書類を受け取る
  • 帰国先の自治体・教育委員会・学校へ早めに連絡する

この記事では、2026年度の学校公式情報を基に、 退学が決まってから、日本の学校へ転入するまでの流れを順番にまとめます。

これからバンコク日本人学校へ入る場合の手続きについては、 【2026年版】バンコク日本人学校の入学・編入完全ガイド をご覧ください。

退学・本帰国手続きの全体像

一般的には、次の順で進めます。

  1. 帰国日と子どもの最終登校日を決める
  2. 帰国先の教育委員会・学校へ連絡する
  3. バンコク日本人学校の担任へ退学予定を伝える
  4. 退学届を準備して提出する
  5. 翌学期分の学費を支払済みなら事務室へ連絡する
  6. スクールバス、塾、習い事などの終了手続きを確認する
  7. 学校から借りている物を確認する
  8. 最終登校日に学習用端末などを返却する
  9. 日本の学校へ提出する書類を受け取る
  10. 帰国後に住民登録と就学手続きを行う
  11. 指定された学校で面談・書類提出を行う
  12. 日本の学校へ登校する

学校の退学手続きだけでなく、日本で通う学校の準備も同時に始めることが重要です。

最初に最終登校日を決める

バンコク日本人学校では、 退学日が子どもの最終登校日になります。

航空便の出発日や引っ越し日ではありません。

例えば、3月20日にタイを出国しても、子どもが最後に登校する日が3月15日なら、学校上の退学日は3月15日です。

最終登校日は、次の予定を考慮して決めます。

  • タイを出国する日
  • 引っ越し荷物の搬出日
  • 住居の退去日
  • スクールバスの最終利用日
  • 日本の学校の初登校日
  • 学校から書類を受け取れる日
  • 子どもの送別会や学級での予定

最終登校日を決める前に、日本側の学校へ「いつから登校できるか」を確認しておくと、学校に通わない期間を短くできます。

退学日の1か月前までに学校へ連絡する

学校公式では、 退学日の1か月前までに退学の連絡をするよう案内されています。

本帰国や転勤が決まったら、まず連絡帳などを使って担任へ伝えます。

学期末まで在籍しなければならないわけではなく、家庭の帰国日程に応じて、学期途中で退学することも可能です。

ただし、会社からの急な帰国命令などで、退学日まで1か月を切っている場合は、帰国が決まった時点でできるだけ早く担任へ連絡してください。

担任へ伝える内容

  • 本帰国または転居が決まったこと
  • 予定している最終登校日
  • タイからの出国予定日
  • 帰国後に住む都道府県・市区町村
  • 転入予定の学校が決まっているか
  • 学校から借りている端末や教材
  • 後日受け取る物がある場合の送付先

転入予定校がまだ確定していない場合も、分かっている範囲を伝えれば大丈夫です。

退学届を提出する

担任へ連絡した後、学校指定の 退学届を提出します。

退学届は、学校公式サイトからダウンロードできます。

印刷用紙が必要な場合は、担任へ連絡してください。

学校公式案内: バンコク日本人学校「退学・転学のお手続き」

各種書類: バンコク日本人学校「各種書類ダウンロード」

退学届に記入する前に確認すること

  • 子どもの氏名・学年・組
  • 退学日となる最終登校日
  • タイからの移動予定日
  • 退学理由
  • 帰国後または転居後の連絡先
  • 転入予定校
  • 保護者氏名・署名など

書式や必要項目は変更される可能性があるため、必ず学校公式サイトに掲載された最新版を使用してください。

支払済みの学費がある場合

翌学期分の学費などを既に支払っている場合は、退学届の提出後に学校事務室へ確認します。

学校公式では、就学規程に定められた期限までに退学届を提出した場合、支払済みの対象学費を退学日に返却すると案内されています。

該当する可能性がある場合は、次のバンコク校事務室へメールで連絡します。

バンコク校会計担当
accountbkk@tjas.ac.th

返金の対象、申請期限、返却方法は、退学日や支払状況によって異なります。

「支払済みだから必ず全額返ってくる」とは考えず、退学届を提出する前後に事務室へ確認してください。

通常の授業料や入学金については、 【2026年版】バンコク日本人学校の入学金・授業料|初年度はいくら? でまとめています。

スクールバスも終了手続きを確認する

学校の退学手続きとは別に、スクールバスの最終利用日や料金についても確認します。

モントリー社へ、次の事項を伝えて確認するとよいでしょう。

  • 児童生徒の氏名
  • 学年・組
  • 利用しているバス番号
  • 最終登校日
  • スクールバスの最終利用日
  • 支払済み料金の扱い
  • 必要な解約・停止手続き

学校の最終登校日と、バスを最後に利用する日が同じとは限りません。

最終日は保護者が学校へ迎えに行く場合などもあるため、実際に利用する日を正確に伝えてください。

スクールバスの申込や料金については、 【2026年版】バンコク日本人学校のスクールバス料金|費用・申込・注意点 をご覧ください。

塾・習い事・お弁当なども確認する

本帰国時には、学校以外の教育サービスも終了手続きが必要です。

サービス 確認すること
学習塾 退塾期限、最終授業日、教材、季節講習、返金
習い事 退会期限、月謝、ユニフォーム、貸出用品
注文弁当 予約済み注文、支払済み代金、最終利用日
送迎サービス 契約終了日、デポジット、最終送迎日

塾は、退塾の申出期限が設定されていることがあります。

帰国直前に伝えるのではなく、帰国が確定した段階で契約条件を確認してください。

主な学習塾については、 【2026年版】バンコク日本人学校生が通う塾|料金・特徴・選び方 で紹介しています。

学校から借りている物を確認する

最終登校日までに、学校から借りている物を確認します。

  • 学習用端末
  • 充電器などの付属品
  • 図書室の本
  • 学校の教材
  • 貸出用具
  • 保護者証など学校から返却を求められた物

学校公式では、退学日に 学習用端末を返却できる状態に整えて返すよう案内されています。

端末内のデータについては、必要なファイルを保存したうえで、学校の指示に従ってください。

写真、作文、発表資料など、子どもが残したいデータがある場合は、最終日直前ではなく早めに保存方法を確認してください。

最終登校日に学校関係書類を受け取る

最終登校日には、学校から 編入先の学校へ提出する関係書類を受け取ります。

一般的に、日本人学校から日本の学校へ移る際には、次のような書類が必要になることがあります。

  • 在学証明書
  • 指導要録の写し
  • 健康診断関係書類
  • 教科書給与証明書
  • そのほか転入先から指定された書類

実際に発行される書類や提出方法は、転入先の学校や自治体によって異なります。

事前に日本側へ必要書類を確認し、バンコク日本人学校の担任へ伝えてください。

封筒は開封しない

転入先の学校長あてに封をされた書類は、保護者が中を確認するための書類ではありません。

「親展」「開封無効」などの表示がある場合は、 封筒を開けずに、そのまま転入先へ提出してください。

学校書類は航空便や船便の引っ越し荷物に入れず、パスポートなどと一緒に手荷物で日本へ持ち帰ることをおすすめします。

原則として退学日前に書類は受け取れない

学校公式では、原則として、 退学日より前に学校関係書類を渡したり、学費を返却したりすることはできない と案内されています。

帰国便や引っ越しの都合で、保護者が最終登校日に学校へ行けない場合は、書類の受取方法を早めに担任へ相談してください。

卒業アルバム、文集、通知表など、退学後に完成・配布される物がある場合は、担任から受取方法の確認があります。

郵送を依頼する場合は、学校公式サイトの 「退学後の書類・物品送付依頼書」 を確認してください。

書類ダウンロード: バンコク日本人学校「各種書類ダウンロード」

日本側の学校へ早めに連絡する

帰国後に公立小中学校へ通う場合は、実際に帰国する前から、帰国先の市区町村教育委員会や学校へ相談しておくと手続きがスムーズです。

自治体によって窓口や必要書類が異なるため、次の内容を伝えて確認します。

  • 海外から本帰国すること
  • 日本への帰国予定日
  • 新しい住所
  • 子どもの氏名・生年月日・現在の学年
  • 現在バンコク日本人学校へ在籍していること
  • 希望する登校開始日
  • 学校から持ち帰る予定の書類
  • 面談や健康診断が必要か

住所によって通学する学校が指定される自治体が多いため、住居が確定していない段階では、転入校が正式に決まらない場合があります。

帰国後の公立小中学校への転入手続き

日本国籍を持つ学齢期の子どもが海外から帰国し、公立小中学校へ通う場合は、一般的に次の流れで進みます。

  1. 市区町村で転入届を提出し、住民登録を行う
  2. 教育委員会や就学担当窓口で手続きをする
  3. 就学する学校の指定を受ける
  4. 指定された学校へ連絡する
  5. 学校で面談と書類提出を行う
  6. 初登校日と必要な学用品を確認する
  7. 指定日から登校する

文部科学省は、海外から帰国した日本国籍の児童生徒について、転入手続後に住民基本台帳に基づいて学齢簿が作成され、就学する学校と編入学期日が通知されると説明しています。

また、原則として、子どもの年齢に応じた小学校・中学校の相当学年へ編入します。

文部科学省: 海外から帰国した子どもの公立学校への就学手続き

市区町村によって、必要書類、受付窓口、面談方法、指定校の決め方が異なります。インターネット上の一般例だけで判断せず、実際に居住する自治体へ確認してください。

日本で教科書はどうなる?

日本へ帰国し、住民登録をして公立小中学校へ通う場合は、転入する学校や教育委員会から必要な教科書が配付されます。

バンコク日本人学校で使用していた教科書と、日本の転入先で使用する教科書の出版社が異なる場合は、新しい教科書が必要になります。

学校から受け取る教科書給与証明書などを、転入先へ提出してください。

現在使用している教科書、ノート、学習内容が分かる物は、帰国後すぐに捨てず、転入先の担任へ確認してから整理するとよいでしょう。

私立・国立学校へ移る場合

帰国後に私立・国立の小中学校へ移る場合は、公立学校とは手続きが異なります。

学校によっては、次のような手続きが必要です。

  • 編入試験
  • 帰国生入試
  • 親子面接
  • 作文や学力検査
  • 成績証明書
  • 在籍校が記入する調査書
  • 海外在留期間の証明
  • 保護者の海外勤務証明

募集時期や編入可能学年が限られている学校もあります。

本帰国が決まる前でも、候補校の募集要項を確認し、必要書類の作成をバンコク日本人学校へ早めに相談してください。

バンコク校からシラチャ校へ移る場合

バンコク校とシラチャ校は同じ泰日協会学校ですが、校舎間を移る場合も、 「退学」してから転学先へ「編入学」する手続きになります。

現在在籍している学校へ退学届を提出し、転学先へ入学願書などを提出します。

日本から新たに前籍校書類を取り寄せる必要はありませんが、保護者と子どものパスポート原本・コピーなどが必要です。

学校公式では、 学期途中でバンコク校とシラチャ校の間を転学することはできない と案内されています。

転学先でバス通学を希望する場合は、住居を決める前に、モントリー社へ送迎可能地域を確認してください。

子どもの気持ちにも配慮する

本帰国は、保護者にとっては手続きや引っ越しの問題ですが、子どもにとっては、友達や先生との別れ、生活環境の変化を伴う大きな出来事です。

帰国が決まったら、子どもの年齢や性格に合わせて、次のことを一緒に確認するとよいでしょう。

  • 友達へいつ伝えるか
  • 最後に参加したい学校行事
  • 送別のあいさつや手紙
  • 友達との連絡方法
  • 転入先の学校の様子
  • 新しい制服や学用品
  • 日本で楽しみにしていること
  • 不安に感じていること

「日本へ帰れるからうれしい」と思う子どももいれば、「友達と離れたくない」と感じる子どももいます。

どちらが正しいと決めず、子どもの気持ちを聞きながら準備を進めることが大切です。

本帰国前チェックリスト

  1. 子どもの最終登校日を決めた
  2. 退学日の1か月前までに担任へ連絡した
  3. 学校指定の退学届を提出した
  4. 帰国先の教育委員会・学校へ連絡した
  5. 転入先が必要とする書類を確認した
  6. 支払済み学費の返金対象を確認した
  7. スクールバスの最終利用日を連絡した
  8. 塾・習い事の退会手続きを行った
  9. 注文弁当などの予約を確認した
  10. 学校から借りた物を確認した
  11. 学習用端末の必要データを保存した
  12. 図書室の本などを返却した
  13. 最終登校日に学校関係書類を受け取った
  14. 封をされた学校書類を開封していない
  15. 学校書類を手荷物に入れた
  16. 卒業アルバムなど後日配布物の送付方法を確認した
  17. 帰国後の住民登録に必要な物を確認した
  18. 日本の学校の初登校日と学用品を確認した

よくある質問

いつまでに退学を連絡すればよいですか?

原則として、退学日の1か月前までです。急な転勤などで間に合わない場合は、決定後できるだけ早く担任へ連絡してください。

退学日はタイを出国する日ですか?

いいえ。子どもが学校へ最後に登校する日が退学日です。

学期の途中でも退学できますか?

できます。家庭の帰国日程に応じて、学期末より前に退学することも可能です。

退学届はどこでもらえますか?

学校公式サイトからダウンロードできます。印刷した用紙が必要な場合は担任へ連絡してください。

支払済みの翌学期分授業料は返金されますか?

就学規程で定められた期限までに退学届を提出した場合、返却対象になることがあります。該当する家庭は事務室へ確認してください。

日本の学校へ提出する書類はいつ受け取れますか?

原則として退学日、つまり最終登校日に受け取ります。退学日より前には受け取れないと案内されています。

学校から受け取った封筒を開けてもよいですか?

転入先の学校長あてに封をされた書類は開封せず、そのまま提出してください。

学習用端末はいつ返しますか?

最終登校日に返却します。必要なデータの保存や付属品の確認は、それ以前に行ってください。

帰国後はすぐに日本の学校へ通えますか?

自治体で住民登録と就学手続きを行い、指定校との面談や書類提出を終えた後に登校します。事前に教育委員会へ連絡しておくとスムーズです。

帰国後の学年はどうなりますか?

公立小中学校では、原則として子どもの年齢に応じた相当学年へ編入します。

バンコク校からシラチャ校へ学期途中で移れますか?

学校公式では、学期途中の転学はできないと案内されています。学期の区切りに合わせて退学・編入手続きを行います。

まとめ

バンコク日本人学校の退学・本帰国手続きで、特に重要な点をまとめます。

  • 退学日は最終登校日
  • 原則として退学日の1か月前までに連絡する
  • 最初に担任へ伝える
  • 学校指定の退学届を提出する
  • 支払済み学費がある場合は事務室へ確認する
  • スクールバスや塾などは別に終了手続きを確認する
  • 最終登校日に学習用端末を返却する
  • 転入先へ提出する学校関係書類を受け取る
  • 封をされた書類は開封しない
  • 退学日以前には原則として書類を受け取れない
  • 日本の教育委員会・学校へ帰国前から連絡する
  • 帰国後に住民登録と就学手続きを行う

本帰国が決まったら、「学校の退学」「日本の転入先」「引っ越し」「バス・塾の解約」を別々に考えず、帰国日から逆算した一つの予定表にまとめると、提出漏れや連絡忘れを防ぎやすくなります。


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この記事は、2026年7月時点でバンコク日本人学校、文部科学省などが公開している情報を基に作成した非公式記事です。退学届、学費返金、必要書類、日本での就学手続きなどは、家庭の状況や自治体によって異なる場合があります。手続き前に学校と帰国先の教育委員会へ最新情報をご確認ください。

参考: バンコク日本人学校「退学・転学のお手続き」 バンコク日本人学校「各種書類ダウンロード」 文部科学省「海外から帰国した子どもの就学手続き」

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