※2026年7月更新
バンコク日本人学校への入学・編入が決まると、学校選びと同じくらい重要になるのが 住む地域とアパート選びです。
学校はラマ9世通り方面にありますが、日本人家庭の多くは学校の近くではなく、 プロンポン、トンロー、エカマイなどのスクンビットエリア に住み、モントリー社のスクールバスで通学しています。
ただし、同じ地域に住んでいても、アパートの場所や道路幅、現在のバスルートによって、送迎の可否や乗車時間は変わります。
先に結論
通学のしやすさと日本人家庭の生活環境を両立しやすいのは、 プロンポン・トンロー・エカマイです。
ただし、地域名だけで判断してはいけません。 契約前にアパート名と住所をモントリー社へ伝え、送迎可能か確認すること が最も重要です。
スクールバスの年間料金、申込方法、朝の出発時刻などについては、 【2026年版】バンコク日本人学校のスクールバス料金|費用・申込・注意点 で詳しくまとめています。
公式の主な送迎エリア
2026年版のモントリー社公式案内では、バンコク校の主な送迎対象について、次のように示されています。
- プロンポン
- トンロー
- エカマイ
- スクンビットSoi1~Soi63周辺の奇数・偶数側
ただし、この範囲に入っていれば、どの建物でも必ず送迎してもらえるわけではありません。
道路が狭い、バスが進入できない、Uターンが難しい、現在の運行ルートから大きく外れるといった事情により、送迎できない場合があります。
公式案内では、主な範囲以外の地域についても、アパート名と住所を伝えれば送迎の可否を確認するとされています。
参考: モントリー社「2026年4月新入学・編入学予定者向け通学バス案内」
地域より「アパート単位」で確認する
住居選びで最も大切なのは、
どの駅に住むかではなく、どのアパートに住むか
という点です。
たとえば、同じトンローのアパートでも、
- スクンビット通りに近い
- ソイのかなり奥にある
- 一方通行の道路に面している
- 大型バスが入れない細い道にある
- 同じ学校に通う児童生徒が既に複数いる
などの条件によって、バスの乗降場所や出発時刻が変わる可能性があります。
不動産会社から「日本人学校のバスが来ます」と言われても、それだけで判断せず、 モントリー社へ直接確認することをおすすめします。
主要5地域を比較
| 地域 | 通学バス | 生活の便利さ | 向いている家庭 |
|---|---|---|---|
| アソーク | 公式範囲内だが、建物ごとの確認が必要 | BTS・MRTの乗換えに便利 | 保護者の通勤や交通利便性を重視 |
| プロンポン | 公式に示された中心的な送迎地域 | 日本人向け店舗やサービスが多い | 初めてのバンコク生活で便利さを重視 |
| トンロー | 公式に示された中心的な送迎地域 | 生活施設と住宅地のバランスがよい | 通学と日常生活の両方を重視 |
| エカマイ | 公式に示された中心的な送迎地域 | 中心部への移動と落ち着いた生活を両立しやすい | 便利さを保ちつつ住宅環境も重視 |
| プラカノン・オンヌット | 公式の主対象範囲外を含むため事前確認が必須 | BTS沿線で住居の選択肢を比較しやすい | 物件条件を優先し、送迎確認ができる家庭 |
※上の比較は、地域選びの目安です。実際の送迎可否、出発時刻、乗車時間は、年度・利用者数・アパートの位置・道路状況によって変わります。
アソーク|保護者の交通利便性を重視
アソーク周辺は、BTSスクンビット線とMRTブルーラインを利用しやすく、保護者の通勤や市内移動を重視する家庭にとって便利な地域です。
スクンビットSoi1~Soi23付近は、モントリー社が示す主な送迎範囲に含まれます。
一方で、バンコク日本人学校の通学という観点だけで考えると、プロンポン、トンロー、エカマイより西側に位置します。
朝のルートは利用者数によって組み直されるため、 アソークだから乗車時間が必ず長い、または短いとは断定できません。
アソークが向いている家庭
- 保護者がBTSやMRTで通勤する
- 市内各方面への移動を重視する
- 学校だけでなく家族全体の交通利便性を優先する
プロンポン|初めてのバンコク生活でも便利
プロンポンは、モントリー社が公式に挙げている中心的な送迎地域の一つです。
日本人家庭の生活に必要な店舗やサービスを利用しやすく、バンコクに初めて赴任する家庭でも生活を始めやすい地域です。
スクンビット通りの北側・南側に多くの住宅がありますが、ソイの奥行きや道路状況は建物によって大きく異なります。
駅から近いかどうかだけではなく、 バスが建物前まで入れるか、指定の集合場所がどこになるか も確認してください。
プロンポンが向いている家庭
- 初めてバンコクで生活する
- 日本語で利用しやすいサービスを重視する
- 子どもの通学と保護者の日常生活を両立したい
トンロー|通学と生活のバランス
トンローも、公式に示されている中心的な送迎地域です。
日本人家庭が多く利用する生活施設がありながら、駅から離れた場所には住宅地も多く、 通学と日常生活のバランスを取りやすい地域といえます。
ただし、トンロー通り周辺は細いソイや一方通行もあります。アパート前まで大型バスが入れるとは限りません。
同じ建物に日本人学校の児童生徒が複数住んでいる場合は、既に乗降場所が決まっていることもあります。
トンローが向いている家庭
- 通学と生活環境のバランスを重視する
- 日本人家庭の多い地域で生活したい
- 駅前だけでなく住宅環境も比較したい
エカマイ|便利さと落ち着きを両立
エカマイは、モントリー社が公式に挙げている主な送迎地域の中では、東側に位置します。
BTSで中心部へ移動しやすく、プロンポンやトンローと比較しながら物件を探す家庭も多い地域です。
スクンビットSoi63周辺までは公式の主な送迎範囲に含まれていますが、エカマイ通りの奥や細い道路にある物件は、個別確認が必要です。
エカマイが向いている家庭
- スクールバスの主な送迎地域から選びたい
- 中心部へのアクセスも確保したい
- プロンポン、トンローと物件条件を比較したい
プラカノン・オンヌット|必ず個別確認する
プラカノンやオンヌットにも日本人家庭向けの住居がありますが、モントリー社が公式に示す 「Soi1~Soi63周辺」より東側を含みます。
公式案内では、主な送迎範囲以外でも、住所を伝えれば送迎の可否を確認するとされています。
そのため、プラカノンやオンヌットが一律に利用不可というわけではありませんが、 契約前の確認は必須です。
送迎できる場合でも、出発時刻、乗車時間、使用する車両、乗降場所が、プロンポンなどと同じになるとは限りません。
「過去に同じアパートから通っていた子がいた」という情報だけでは不十分です。 バスルートは利用者数によって変更されるため、2026年度の送迎可否をモントリー社へ確認してください。
学校に近い地域へ住めばよいとは限らない
バンコク日本人学校はラマ9世通り方面にあります。
地図だけを見ると、学校の近くに住めば通学時間を短くできそうに見えます。
しかし、実際の住居選びでは、通学以外にも次の条件を考える必要があります。
- 保護者の勤務先への通勤
- 買い物のしやすさ
- 病院やクリニックへのアクセス
- 塾や習い事への移動
- 兄弟姉妹の幼稚園や学校
- 日本語で生活しやすい環境
- スクールバスの送迎可否
学校への直線距離だけでなく、 家族全体の生活動線で地域を選ぶことが大切です。
子どもがいる家庭では、 スクールバスだけでなく、 帰宅後の塾・習い事・アフタースクールへの移動も重要です。
特に共働き家庭では、 「誰が迎えるか」「どこで過ごすか」まで含めて 住む地域を考えると、赴任後の生活が組み立てやすくなります。
奇数ソイと偶数ソイ、どちらが通学しやすい?
バンコク日本人学校の住居探しをしていると、 「スクンビットは奇数ソイの方がいい」 という話を聞くことがあります。
特に、 ソイ39・49などの奇数側と、 ソイ24・26・36などの偶数側を比較して、
「スクールバスの朝が遅いのはどちら?」
と気になる家庭は多いでしょう。
「奇数ソイなら必ず通学時間が短い」 「偶数ソイなら必ず朝が早い」 とは断定できません。
通学バスのルートは、 その時点の利用者数、 アパートの場所、 乗車順、 道路状況などによって変わります。
奇数・偶数だけで住居を決めず、 候補のアパート単位でモントリー社へ確認するのが最も確実です。
なぜ「奇数ソイが便利」と言われるの?
スクンビット通りでは、 北側に奇数番号のソイ、 南側に偶数番号のソイがあります。
バンコク日本人学校は スクンビット通りの北側、 ラマ9世通り方面に位置しています。
そのため地図を見ると、 奇数側のプロンポン・トンロー方面からの方が 学校へ向かいやすく見えます。
実際、過去の駐在家庭の口コミでも、 奇数側と偶数側で 朝の乗車時刻や乗車時間が違ったという体験談があります。
ただし、 これはその年度・そのアパート・そのバスルートでの体験です。
現在のルートにも そのまま当てはまるとは限りません。
「ソイ39なら何時?」にも固定の答えはない
住居探しでは、
- ソイ24なら何時?
- ソイ36なら?
- ソイ39なら?
- ソイ49なら?
- トンローなら何分?
と、具体的なソイごとの時間を 知りたくなると思います。
しかし、 同じソイの中でもアパートによって条件は違います。
さらに、 バスが何軒のアパートを回るのか、 自分の子どもが何番目に乗るのかでも、 乗車時間は変わります。
そのため、
「ソイ39=○時○分」 のような古い口コミだけで 住居を契約するのはおすすめしません。
住居候補が3件あるなら、こう比較する
たとえば、 プロンポンとトンローで 3件の物件に絞ったとします。
この段階で不動産会社の 「日本人学校のバスが来ています」 だけを聞いて決めるのではなく、 次の順番で確認します。
- 候補3物件の正式名称と住所を控える
- モントリー社へ3件まとめて送迎可否を確認する
- 可能なら現在のおおよその乗降場所・時刻も確認する
- 建物前から乗れるのか、集合場所まで歩くのか確認する
- そのうえで家賃・通勤・買い物・塾などを比較する
これなら、 「プロンポンだから」 「奇数ソイだから」 という曖昧な理由ではなく、 実際の通学条件を見て住居を決められます。
子どもの通学を最優先するなら
特に小学1年生など低学年では、 朝の10分・20分の差も 毎日の生活では小さくありません。
帰宅時刻が遅くなれば、 宿題、夕食、習い事、就寝時刻にも影響します。
そのため、 家賃や駅からの距離だけでなく、
- 朝の集合時刻
- 乗車時間
- 帰宅予定時刻
- 集合場所までの距離
- 雨の日でも移動しやすいか
まで確認しておくと、 赴任後の「こんなはずではなかった」を減らせます。
スクールバスのルートや時刻は変更される可能性があります。
学校公式FAQでも、 ルート・送迎時間・送迎範囲については モントリー社へ直接問い合わせるよう案内されています。
過去のブログや口コミに書かれている時刻は、 現在も同じとは限りません。
乗車時間は地域だけでは決まらない
モントリー社の2026年版案内では、バンコク校の送迎時間は おおむね45分~1時間程度とされています。
また、朝の出発時刻は 午前6時30分~6時45分ごろが目安です。
ただし、実際の乗車時間は次の条件によって変わります。
- その年度の利用人数
- 同じ地域で乗車する児童生徒の人数
- バスが回るアパートの数
- 乗車順
- 道路工事や渋滞
- 雨季の冠水
- 学期ごとのルート変更
「学校に近い地域だから、必ず最後に乗って短時間で着く」とは限りません。
また、同じアパートに住み続けていても、利用者数が変われば、翌学期にバス番号や出発時刻が変更される場合があります。
住居を契約する前の確認項目
不動産会社に物件を紹介してもらう際は、次の点を確認してください。
アパート確認チェックリスト
- 現在、バンコク日本人学校の児童生徒が住んでいるか
- バスの乗降場所は建物前か、別の集合場所か
- 大型バスが建物前まで入れる道路か
- 朝は子どもだけで集合場所へ行けるか
- 雨季に冠水しやすい場所ではないか
- 保護者の通勤に無理がないか
- 塾や習い事への移動手段があるか
- モントリー社から送迎可能との回答を得たか
モントリー社への確認メール例
住居を決める前に、次のような内容で日本語窓口へ問い合わせるとよいでしょう。
件名:バンコク校通学バスの送迎可否について
モントリー社 日本語窓口ご担当者様
バンコク日本人学校への入学・編入を予定しており、現在、住居を検討しています。 次のアパートから通学バスを利用できるか、ご確認をお願いいたします。
児童生徒氏名:○○ ○○
学部・学年:小学部○年/中学部○年
入学・編入予定日:2026年○月○日
アパート名:○○ Residence
住所:○○
利用希望:往復
可能であれば、おおよその乗降場所と出発時刻についてもご教示ください。
よろしくお願いいたします。
モントリー社日本語窓口: japanesecustomer@montri.co.th
目的別に選ぶなら
| 重視すること | 比較したい地域 |
|---|---|
| 日本人家庭向けの生活利便性 | プロンポン |
| 通学と生活環境のバランス | トンロー |
| 主な送迎範囲内で東側を検討 | エカマイ |
| 保護者のBTS・MRT通勤 | アソーク |
| 物件条件を広げて比較 | プラカノン・オンヌット ※送迎確認必須 |
これは地域の優劣を決める順位ではありません。
保護者の勤務先、兄弟姉妹の通学先、家賃、部屋の広さ、生活スタイルによって、最適な地域は変わります。
よくある質問
最も通学に便利なのはどこですか?
地域だけで一つに決めることはできませんが、モントリー社が中心的な送迎地域として公式に示しているのは、プロンポン、トンロー、エカマイです。
プロンポンなら必ずバスが来ますか?
必ずとは限りません。道路状況やアパートの場所によっては、建物前まで送迎できない場合があります。契約前にアパート名と住所を伝えて確認してください。
オンヌットから通学できますか?
主な公式送迎範囲より東側に位置するため、個別確認が必要です。過去の利用例があっても、現在のルートで利用できるとは限りません。
学校の近くに住んだ方が早いですか?
直線距離だけでは判断できません。スクールバスのルート、乗車順、道路状況によって乗車時間が変わります。また、通勤、買い物、通院、塾など、家族全体の生活も考える必要があります。
不動産会社の説明だけで決めても大丈夫ですか?
最終的な送迎可否はモントリー社へ確認してください。不動産会社が把握している情報が、前年度のルートに基づいている可能性もあります。
バスの出発時刻は契約前に分かりますか?
おおよその目安を案内してもらえる場合はありますが、正式なバス番号と出発時刻は、利用人数とルートが決まってから連絡されます。
まとめ
バンコク日本人学校への通学を考えた住居選びでは、次の点が重要です。
- 主な送迎地域はプロンポン、トンロー、エカマイ
- スクンビットSoi1~Soi63周辺が主な送迎範囲
- 範囲内でも道路状況によって送迎できない場合がある
- 乗車時間の公式目安は45分~1時間程度
- 朝の出発時刻は6時30分~6時45分ごろが目安
- 地域ではなくアパート単位で確認する
- 契約前にモントリー社へ住所を伝える
- 通学だけでなく保護者の通勤や生活動線も考える
最も安全な進め方は、候補のアパートを2~3件に絞った段階で、すべての住所をモントリー社へ送り、送迎可能との回答を得てから契約することです。
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この記事は、モントリー社およびバンコク日本人学校の公開情報を基に作成した非公式記事です。送迎範囲、運行ルート、出発時刻、乗車時間は、利用人数や道路状況によって変更されます。住居を契約する前に、必ずモントリー社へ最新情報をご確認ください。
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