バンコク日本人学校の体験入学|新小学1年生の流れ・持ち物・保護者説明会

バンコク日本人学校の新小学1年生向け体験入学と保護者説明会、入学までの流れを解説する画像

バンコクで幼稚園の年長を迎えると、 次に気になるのが小学校選びです。

バンコク日本人学校への入学を考えている家庭なら、 「体験入学」という言葉を 目にすることがあると思います。

でも、

  • いつ申し込むの?
  • 誰でも参加できる?
  • 当日は何をする?
  • 子どもの服装は?
  • 何を持って行く?
  • 親は何をしている?
  • 欠席したら入学できない?
  • インター幼稚園でも対象?

など、 初めてだと分かりにくいことも多いでしょう。

先に結論

バンコク日本人学校では、 タイの幼稚園に通う年長児を対象に、 新小学1年生向けの 体験入学・保護者説明会 を実施しています。

子どもは臨時学級で授業を体験し、 その間に保護者は 学校の特色や入学準備について説明を受けます。

現在の学校公式案内では、 2026年11月から 次年度新入学の申込みが始まる予定です。

最初に注意|「一時帰国の体験入学」とは別です

バンコク日本人学校で使われる 「体験入学」という言葉には、 まったく別の2つの意味があります。

この記事で扱う体験入学

タイの幼稚園に通っている年長児が、 翌年度にバンコク日本人学校へ 新小学1年生として入学するための体験入学です。

この記事では扱わない体験入学

バンコク日本人学校の在校生が、 一時帰国中に日本の小中学校へ 一時的に通う「体験入学」です。

一時帰国中に日本の学校へ通う場合については、 こちらの記事で詳しくまとめています。

一時帰国で日本の小学校に体験入学できる?バンコク日本人学校在籍中の手続き

新小学1年生の体験入学は誰が対象?

学校公式では、 11月1日現在、 タイの幼稚園に通園している年長園児 を対象としています。

ここはかなり重要です。

「翌年小学1年生になる子なら、 全員この11月申込み」 というわけではありません。

タイの幼稚園に通っている年長児

この家庭が、 今回説明している 「在タイ幼稚園対象」の新入学手続きの対象です。

現在の学校公式ページでは、 申込みは2026年11月から と案内されています。

日本などタイ国外の園に通っている場合

同じ新小学1年生でも、 11月1日時点で タイの幼稚園に通っていない場合は、 手続きが異なります。

学校公式では、 それ以外の新小学1年生については、 1月から申込み、 4月に受付手続きを行う 形が案内されています。

11月に申し込みそびれたら?

タイの幼稚園に通っていても、 11月の在タイ幼稚園向け申込みを 行わなかった家庭もあるでしょう。

その場合も、 直ちに入学できなくなるわけではありません。

学校公式では、 1月以降に 「他校に通っている方のお手続き」から申し込み、 4月に受付手続きを行う方法が案内されています。

つまり

「年長の11月に申し込まなかった=入学不可」 ではありません。

ただし手続き時期が変わるため、 バンコク日本人学校への入学を考えているなら、 11月前から学校公式サイトを確認しておくと安心です。

入学までの流れを先に把握しよう

在タイ幼稚園から新小学1年生になる場合、 手続きは体験入学だけでは終わりません。

現在の学校公式では、 大きく次の流れになっています。

  1. オンライン申込み
  2. 学用品・通学手段の準備
  3. 体験入学・保護者説明会
  4. 必要な家庭は事前面談
  5. 学費支払い
  6. 入学受付・書類提出
  7. 入学式

体験入学は、 この一連の入学準備の中の 一つのステップです。

入学手続き全体については、 バンコク日本人学校の入学・編入完全ガイド もあわせて確認してください。

まずオンラインで申し込む

申込み期間になったら、 学校公式サイトの申込みフォームから 必要事項を入力します。

現在は、 入学・編入の申込みは オンラインフォームから行う仕組みです。

入力が完了すると 自動返信メールが届きます。

迷惑メールフォルダに入る可能性もあるため、 申込み後はメールを確認しておきましょう。

自動返信メールを受信したあと、 内容の不備などがあれば、 学校から別途連絡が来る場合があります。

体験入学では子どもは何をする?

学校公式では、 体験入学について、 臨時学級を編成して 教室で授業を体験する と説明しています。

つまり、 校舎を少し見学して帰るだけではありません。

実際に教室へ入り、 新しい友達と一緒に 学校生活の雰囲気を経験します。

初めて小学校へ入る子にとっては、

  • 教室に座る
  • 先生の話を聞く
  • 友達と活動する
  • 学校という場所で過ごす

こと自体が、 大きな体験になります。

テストを受けるの?

「体験入学」と聞くと、 入学試験のようなものを 想像する家庭もあるかもしれません。

しかし、 現在の学校公式案内では、 体験入学は 臨時学級で授業を体験する機会 として説明されています。

全員が受ける 学力ペーパーテストなどは 公式ページには記載されていません。

そのため、 体験入学のために ひらがなや計算を大量に先取りして、 「試験対策」をさせる必要はないでしょう。

ただし、 バンコク日本人学校には 別途、入学・編入要件があります。

特に日本語能力や学校生活への適応について 事前確認が必要になる家庭もあります。

当日の授業内容は毎年同じ?

ここは注意したいところです。

過去の参加者ブログを見ると、 塗り絵、映像、 学校探検などをしたという 体験談もあります。

しかし、 これはその年度の体験です。

現在の学校公式サイトでは、 体験入学当日の具体的な教科や 活動内容までは固定して公開していません。

そのため、

「必ず塗り絵をする」
「必ず学校探検をする」

とは考えない方がよいでしょう。

学校から届く その年度の案内を最優先してください。

子どもの服装は?

体験入学当日の 子どもの服装は自由です。

学校公式では、 動きやすい服装で来校 するよう案内されています。

まだ小学部の制服を準備する必要はありません。

そもそもバンコク日本人学校の小学部には、 通常の制服がありません。

おすすめ
  • 動きやすいトップス
  • 動きやすいパンツやスカート
  • 履き慣れた靴
  • 暑すぎない服装
  • 必要なら薄手の羽織り物

「小学校の体験だから」と わざわざフォーマルな服を用意する必要はありません。

体験入学の持ち物は?

学校公式で現在明記されているのは、 保護者の本人確認に関するものです。

  • 在校生の兄弟姉妹がいる家庭は保護者証
  • 保護者証がない場合は顔写真付き身分証明書のコピー

顔写真付き身分証明書として、 パスポートなどが例示されています。

その他に必要なものがある場合は、 学校から案内されます。

過去ブログの持ち物だけをコピーしない

「去年は上履きが必要だった」 「以前は○○を持って行った」 という情報があっても、 今年も同じとは限りません。

学校から届く最新案内を 必ず確認してください。

保護者説明会では何を聞く?

子どもが体験入学をしている間、 保護者には説明会があります。

学校公式では、

  • 学校の特色
  • 入学までに準備すること

などについて 説明するとしています。

これは、 学校案内パンフレットを読むだけでは分かりにくいことを 直接確認できる重要な機会です。

説明会で特に確認したいこと

説明を聞くだけで終わらず、 自分の家庭に関係する項目を あらかじめ整理しておくと安心です。

  • 入学までに必要な書類
  • 学用品
  • 通学方法
  • スクールバス
  • PICK UPで通う場合の手続き
  • 入学受付の日程
  • 学費の支払い
  • 入学式
  • 子どもの日本語について気になる点
  • 学校生活で配慮してほしい点

特にスクールバスを利用する家庭は、 住んでいるコンドミニアムから 実際に利用できるのかを 早めに確認しておくとよいでしょう。

スクールバスは学校が自動で手配してくれる?

いいえ。

学校公式では、 通学については 保護者の責任で通学バスまたはPICK UPを選ぶ としています。

通学バスを利用する家庭は、 モントリー社で必要な手続きを行います。

「日本人学校へ入学したら、 自動的にスクールバスが決まる」 わけではありません。

スクールバスの料金や乗車時間については、 バンコク日本人学校のスクールバス料金・申込み・乗車時間 で詳しく解説しています。

教科書は自分で日本から取り寄せる?

ここは、 在タイ幼稚園からの新小学1年生には かなり重要なポイントです。

学校公式では、 在タイ幼稚園に在籍している新入学生については、 教科書を学校が用意する と案内しています。

そのため、 この手続きルートの家庭が 日本から自分で教科書を持ち込むことを 前提にする必要はありません。

一方で、 日本など別の場所から 途中で入学・編入する場合は条件が異なるため、 同じ扱いだと考えないようにしてください。

学用品はいつから準備する?

オンライン申込み後は、 体験入学だけを待つのではなく、 学用品や通学方法の準備も進めます。

小学部には普段の制服はありませんが、 体育着や体育館用運動靴など、 学校生活で必要になる物があります。

詳しくは、 バンコク日本人学校の制服・学用品|入学前に準備するもの をご覧ください。

就学時健康診断はある?

日本の公立小学校では、 入学前の就学時健康診断が一般的です。

しかし、 現在のバンコク日本人学校公式案内では、 就学時の健康診断や予防接種は実施しない とされています。

また、 学校へ健康診断結果等を 提出する必要もないと案内されています。

日本の小学校入学準備とは 少し違う部分なので、 覚えておくとよいでしょう。

体験入学は子ども本人も行かないとダメ?

はい。

学校公式では、 必ず子どもと一緒に来校する よう案内されています。

保護者だけが説明会に参加して、 子どもは幼稚園へ行く、 という形ではありません。

体験入学を欠席したら入学できない?

体調不良などで どうしても欠席することもあるでしょう。

学校公式では、 欠席した場合は 後日来校する よう案内されています。

つまり、 欠席しただけで自動的に 入学資格を失うという説明ではありません。

ただし、 無断で欠席するのではなく、 学校へ連絡し、 案内された方法で対応してください。

兄弟姉妹を連れて行ってもいい?

現在の学校公式案内では、 来校できる家族として、

  • 父親
  • 母親
  • 本人
  • 兄弟姉妹

が示されています。

一方、 祖父母などの親族や お手伝いの方は入校できません。

海外生活では メイドさんやナニーに 下の子を見てもらっている家庭もありますが、 一緒に校内へ入れるとは考えない方がよいでしょう。

駐車場は使える?

学校公式では、 駐車場の台数に限りがあるため、 知り合い同士で乗り合わせて来校するよう 協力を求めています。

バンコク日本人学校は、 BTS駅から歩いてすぐという立地ではありません。

当日の交通手段は、 前日までに考えておきましょう。

また、 バンコクは道路状況によって 移動時間が大きく変わります。

受付時間ぎりぎりではなく、 余裕を持って出発する方が安心です。

国際結婚家庭は事前面談がある?

場合によってはあります。

バンコク日本人学校は、 日本語を補習的に学ぶための 「日本語補習校」ではありません。

通常の授業を 日本語で受ける学校です。

そのため国際結婚家庭では、 必要に応じて事前面談が行われます。

学校公式では、 主に次の点を確認するとしています。

  • 子どもが日本語で通常授業についていけるか
  • 家庭の教育方針や今後の進路
  • 外国籍保護者が学校からの日本語連絡に対応できるか

日常会話が日本語でできるかだけではなく、 日本語で学習できるか という視点が重要です。

日本語が少し心配なら何を準備する?

体験入学のために 小学1年生の学習を全部先取りする必要はありません。

それよりも、 日常生活の中で、

  • 先生の話を聞く
  • 質問されたことに日本語で答える
  • 自分の名前を言う
  • 困ったときに助けを求める
  • 簡単な指示を理解する

といった力を育てておく方が、 実際の学校生活につながります。

特に家庭で複数言語を使っている場合は、 「話せるから大丈夫」と決めつけず、 日本語で説明を理解できるかも見ておくとよいでしょう。

発達面や学校生活に不安がある場合は?

この場合は、 体験入学当日まで待たない方がよいでしょう。

学校公式では、 診断名の有無にかかわらず、

  • 学習面
  • 生活習慣
  • 発達面
  • 健康面
  • 集団生活

などに心配がある場合、 早い段階から相談するよう案内しています。

特別支援学級を希望していなくても 相談できます。

詳しくは、 バンコク日本人学校の特別支援教育|なかよし学級・通級・不登校支援を解説 をご覧ください。

体験入学後は何をする?

体験入学が終わったら、 そのまま何もしなくてよいわけではありません。

その後、

  1. 学用品・通学方法の最終準備
  2. 必要な家庭は事前面談
  3. 学費支払い
  4. 指定日の入学受付
  5. 必要書類の提出
  6. 入学式

へ進みます。

入学受付では何が必要?

現在の学校公式案内では、 主に次の書類等が必要です。

  • 入学願書
  • 子どものパスポート関係書類
  • 父親のパスポート関係書類
  • 母親のパスポート関係書類
  • ビザまたはe-Visa関係書類
  • 最新の入国スタンプ
  • 保護者証用の顔写真
  • バンコク校では児童生徒支援資料

必要書類がそろわないと、 手続きは完了せず、 学籍番号も発行されません。

入学受付直前に慌てないよう、 体験入学の時点から 必要書類を確認しておくと安心です。

パスポート・ビザの期限にも注意

子どもだけでなく、 父親・母親の パスポートやビザ関係書類も必要です。

学校公式では、 パスポートやビザについて 入学式・始業式の日まで有効であること を求めています。

また、 保護者全員が ツーリストビザで滞在している場合は、 入学・編入受付ができません。

入学直前に期限切れへ気づかないよう、 早めに確認しておきましょう。

そして最後が入学式

入学手続きを終えると、 いよいよ入学式です。

入学式当日は、 子どもと保護者が一緒に登下校します。

スクールバスの利用は 入学式の翌登校日からです。

入学式当日の服装、 保護者の服装、 持ち物、 兄弟姉妹の参加などについては、 こちらで詳しくまとめています。

バンコク日本人学校の入学式|子ども・保護者の服装、持ち物、当日の流れ

年長の秋から入学まで|家庭でやること

最後に、 家庭側の動きを簡単にまとめます。

年長の秋
  • 学校公式サイトを確認する
  • 入学要件を確認する
  • 必要なら特別支援等の相談を始める
  • 住居と通学方法を検討する
申込み開始後
  • オンライン申込み
  • 自動返信メールを確認
  • 体験入学の案内を確認
  • 学用品を調べる
  • スクールバス等を確認する
体験入学
  • 子どもと一緒に来校
  • 子どもは授業体験
  • 保護者は説明会
  • 今後の手続きを確認
その後
  • 必要なら事前面談
  • 学費支払い
  • 書類準備
  • 入学受付
  • 入学式

よくある質問

体験入学に参加すれば、必ず入学できますか?

体験入学への参加だけで 入学が自動的に決まるわけではありません。

学校の入学要件を満たし、 その後の必要な手続きを 完了する必要があります。

体験入学で試験がありますか?

現在の公式案内では、 臨時学級を編成して 授業を体験すると説明されています。

全員を対象にした 学力ペーパーテスト等は 公式ページには記載されていません。

子どもの服装は?

自由です。

学校からは 動きやすい服装で来校するよう案内されています。

保護者だけ説明会へ行ってもいいですか?

いいえ。

学校公式では、 必ず子どもと一緒に来校するよう 案内されています。

体験入学を欠席したらどうなりますか?

欠席した場合は、 後日来校するよう案内されています。

学校へ連絡し、 指定された方法で対応してください。

祖父母も一緒に入れますか?

現在の案内では、 親族やお手伝いの方は 入校できません。

父母、本人、兄弟姉妹以外の来校については 自己判断せず学校へ確認してください。

教科書は日本から持って行きますか?

在タイ幼稚園に在籍している 新小学1年生については、 学校が教科書を用意すると 公式に案内されています。

健康診断を受けて提出しますか?

現在の在タイ幼稚園向け新入学案内では、 就学時健康診断や予防接種は実施せず、 診断結果等の提出も不要とされています。

タイの幼稚園に通っていません。参加できますか?

11月1日時点で タイの幼稚園に通園している年長児向けの手続きとは 別ルートになります。

その他の新小学1年生については、 1月以降の申込み方法を 学校公式サイトで確認してください。

まとめ|体験入学だけでなく「入学までの流れ」を見ておこう

バンコク日本人学校の 新小学1年生向け体験入学では、 子どもが実際の教室で 授業を体験します。

その間、 保護者は学校の特色や 入学準備について説明を受けます。

ただし、 体験入学だけを準備すればよいわけではありません。

オンライン申込みから始まり、

体験入学

学用品・通学準備

必要な家庭は面談

学費支払い

入学受付

入学式

という一連の流れで考えることが大切です。

特に、

  • 日本語に不安がある
  • 国際結婚家庭である
  • 発達面や学校生活に心配がある
  • スクールバスを利用したい

という家庭は、 直前ではなく早めに動いておくと安心です。

この記事は2026年9月時点で公開されている バンコク日本人学校の公式情報をもとに作成した非公式記事です。 申込期間、体験入学の日程、持ち物、入学手続き等は変更される可能性があります。 必ず学校公式サイトの最新情報をご確認ください。

参考: バンコク日本人学校「在タイ幼稚園対象 小学校 新入学のお手続き」 「入学・編入学要項」 「お子様のサポートについてのご相談」

バンコク日本人学校の入学式|子ども・保護者の服装、持ち物、当日の流れ

バンコク日本人学校の入学式での子ども・保護者の服装、持ち物、当日の流れを解説する画像

バンコク日本人学校への入学が決まると、 次に気になるのが入学式です。

特に日本から赴任したばかりの家庭では、

  • 子どもは何を着ればいい?
  • 小学部は制服がないけれど、入学式は?
  • 母親はスーツ?ワンピース?
  • 父親はジャケットが必要?
  • スクールバスで行ける?
  • 何を持っていけばいい?
  • 下の子も一緒に行ける?

など、 日本とは少し違う環境だからこそ 分からないことも多いと思います。

先に結論

・入学式は児童生徒・保護者とも出席します
・事前に登録した人だけが参加できます
・入学式当日は保護者同伴で登下校します
・スクールバスは入学式の翌登校日から利用します
・小学部には普段の制服がありません
・中学部には服装規定があります
・保護者の入学式用ドレスコードは公式には細かく指定されていません

迷った場合は、 「暑いバンコクで無理なく着られる、少しきちんとした服装」 を基準にすると失敗しにくいでしょう。

2026年度の入学式は4月18日

2026年度のバンコク日本人学校の入学式は、 4月18日(土)に行われました。

1学期始業式は、 その前日の4月17日(金)です。

入学式の日程は年度によって変わるため、 翌年度以降に入学する場合は 必ず最新の年間予定を確認してください。

最新の日程については、 バンコク日本人学校の年間スケジュール でもまとめています。

入学式には誰が参加する?

学校公式FAQでは、 入学式について 児童生徒・保護者とも出席必須 とされています。

また、 入学式に参加できるのは 事前に登録した人のみです。

そのため、

「当日になって祖父母も一緒に行こう」
「下の子もそのまま連れて行こう」

と自己判断するのは避けた方がよいでしょう。

兄弟姉妹や祖父母など、 登録した保護者以外の参加を希望する場合は、 その年度の学校案内を確認してください。

重要

バンコク日本人学校は 入校時のセキュリティ管理が厳格です。

「家族だから当日一緒に入れる」 とは考えず、 学校から届く入学式案内の 参加者登録方法を確認しておきましょう。

小学1年生は何を着る?

バンコク日本人学校の 小学部には制服がありません。

普段の学校生活も私服です。

そして現在の学校公式サイトには、 小学部の入学式について 「必ずスーツ」 「この色でなければならない」 といった細かな服装指定は掲載されていません。

そのため、 学校から年度ごとの特別な案内がなければ、 入学式らしい清潔感があり、 子どもが無理なく着られる服を選ぶのが現実的です。

小学1年生・男子の服装例

  • 白や淡い色の襟付きシャツ
  • 紺・黒・グレー・ベージュ系のパンツ
  • 必要ならベストや軽いジャケット
  • 歩きやすい、きれいめの靴

ネクタイやジャケットまで 必ずそろえる必要がある、 という公式ルールは確認できません。

写真を残したい家庭なら 少しフォーマル寄りに。

暑さや動きやすさを優先するなら、 襟付きシャツと落ち着いた色のパンツでも 十分まとまりやすいでしょう。

小学1年生・女子の服装例

  • ワンピース
  • ブラウス+スカート
  • ブラウス+パンツ
  • 薄手のカーディガンやジャケット

色は、 紺、白、ベージュ、淡いピンク、 グレーなどが合わせやすいです。

ただし、 入学式は「写真撮影だけ」の日ではありません。

歩いたり、 座ったり、 校内を移動したりします。

丈が短すぎる服や、 本人が着慣れていない服、 長時間履けない靴は避けた方が安心です。

中学1年生は何を着る?

中学部には、 普段の学校生活での服装規定があります。

学校公式では、

  • 襟・袖のある白いシャツ
  • 黒または紺色のズボン
  • 黒または紺色のスカート
  • 白・黒・紺の靴下

などが案内されています。

中学部入学式については、 その年度に学校から届く案内を 最優先してください。

制服・服装規定について詳しく知りたい方は、 「【2026年版】バンコク日本人学校の制服・学用品|入学前に準備するもの」 も確認してください。

母親は何を着る?

保護者についても、 現在の学校公式サイトには、

「母親はスーツ必須」
「黒・紺のみ」

といった細かな服装規定は 公開されていません。

そのため、 日本の小学校の入学式と同じく、 きれいめなセミフォーマル を基準に考えると無難です。

選びやすい服装

  • ワンピース+薄手ジャケット
  • ブラウス+パンツ+ジャケット
  • セットアップ
  • 落ち着いた色のワンピース

黒一色にする必要はありません。

ベージュ、 ネイビー、 グレー、 淡い色などでも 入学式らしい雰囲気になります。

父親はスーツ?

父親も、 公式にスーツ着用が義務付けられているわけではありません。

ただ、 入学式という式典なので、 迷う場合は スーツまたはジャケットスタイルが無難です。

  • スーツ
  • シャツ+スラックス+ジャケット
  • 落ち着いた色の革靴やきれいめの靴

あたりなら、 写真撮影を含めても合わせやすいでしょう。

日本との大きな違いは「暑さ」

バンコクの入学式で 忘れたくないのが気温です。

日本では4月の入学式に ジャケットを着ても快適なことがありますが、 バンコクでは屋外を歩くだけで かなり暑く感じることがあります。

その一方、 校内や車内では 冷房が効いていることもあります。

つまり、

「外では暑い。でも室内では冷える」

の両方を想定した服装が便利です。

おすすめの考え方
  • ジャケットの中は薄手にする
  • 脱ぎ着しやすい服にする
  • 子どもに厚着をさせすぎない
  • 汗をかいても不快になりにくい素材を選ぶ
  • 薄手の羽織り物を用意する

靴は見た目より「歩けるか」も大切

入学式だからと、 普段ほとんど履かない靴を 初めて履かせるのはおすすめしません。

学校までの移動、 校内での移動、 写真撮影などを考えると、 ある程度歩く可能性があります。

特に新小学1年生は、 緊張だけでも疲れます。

見た目だけでなく、 本人が問題なく歩ける靴 を選んだ方が安心です。

入学式当日はスクールバスを使える?

ここは重要です。

入学式当日はスクールバスを利用しません。

学校公式では、 入学式は保護者と一緒に登下校し、 スクールバスは 入学式の翌登校日から利用 すると案内されています。

つまり、 入学式の日は 保護者が学校まで子どもを連れて行き、 一緒に帰ることになります。

普段スクールバスを利用する予定の家庭も、 入学式当日の交通手段は別に考えておきましょう。

当日はどうやって学校へ行く?

自家用車、 タクシー、 配車アプリなど、 家庭の状況に合わせて移動します。

ただし、 バンコクでは距離だけを見て 移動時間を決めるのは危険です。

道路状況によっては、 短い距離でも時間がかかります。

学校から指定された受付時刻を確認し、 通常の所要時間より 余裕を持って家を出る方が安心です。

前日までに確認

・学校の正式な集合時刻
・受付場所
・当日の入校方法
・タクシー等を降りる場所
・帰宅方法
・雨の場合の移動方法

何を持って行けばいい?

入学式専用の持ち物は、 年度ごとの学校案内を 最優先してください。

公開サイトでは、 すべての年度に共通する 「入学式当日はこれを持参」 という固定リストは示されていません。

そのため、 過去のブログだけを見て準備するより、 学校から届く最新案内を確認する方が確実です。

そのうえで、 家庭側で準備しておくと便利なのは、

  • 学校から届いた入学式案内
  • 必要な入校情報・QR等
  • スマートフォン
  • 筆記用具
  • 飲み物
  • ハンカチ・ティッシュ
  • 雨具
  • 必要なら薄手の羽織り物

などです。

ただし、 これらは学校指定品という意味ではありません。

正式な持ち物は、 必ずその年度の案内に従ってください。

パスポート・ビザも入学式まで確認

服装とは別に、 入学手続き上の重要事項があります。

学校公式では、 本人・保護者のパスポートやビザについて、 入学式・始業式の日まで有効であること が案内されています。

入学受付を済ませたから終わりではなく、 入学式前に有効期限も確認しておきましょう。

下の子や祖父母も参加できる?

ここは、 自己判断しない方がよいポイントです。

学校公式FAQでは、 入学式は 事前に登録した人のみ出席可能 とされています。

そのため、 兄弟姉妹や祖父母を 当日そのまま連れて行けるとは限りません。

下の子を預けることが難しい場合などは、 事前に学校へ確認するのが確実です。

写真はいつ撮る?

入学式の日は、 せっかく家族がそろうので 写真を残したい家庭も多いでしょう。

ただし、 受付直前になってから 校門前で何枚も写真を撮ろうとすると、 時間に追われます。

おすすめは、 まず受付時間に遅れないことを最優先 にすることです。

学校内での撮影については、 その年度の案内や学校の指示に従ってください。

雨対策も忘れない

4月のバンコクは暑さだけでなく、 突然の雨も考えておいた方が安心です。

せっかく式典用の服を着ても、 学校へ着く前に濡れてしまえば大変です。

  • 折りたたみ傘
  • 濡れた物を入れる袋
  • タオルやハンカチ
  • 子どもの予備の靴下

などを必要に応じて用意しておくと便利です。

入学式前日に確認するチェックリスト

  1. 入学式の日付を確認した
  2. 受付・集合時刻を確認した
  3. 保護者の参加登録を確認した
  4. 子どもの服装を準備した
  5. 保護者の服装を準備した
  6. 靴を一度履いて問題ないか確認した
  7. 学校指定の持ち物を確認した
  8. 入校方法を確認した
  9. 当日の交通手段を決めた
  10. スクールバスを使わないことを確認した
  11. 雨具を準備した
  12. スマートフォンを充電した

翌登校日からスクールバスが始まる

入学式が終わると、 次の登校日から いよいよ通常の学校生活が始まります。

スクールバスを利用する家庭では、 入学式の日よりむしろ 翌登校日の方が子どもにとって大きな変化 になるかもしれません。

集合場所、 集合時刻、 バス番号、 帰宅時の降車場所などを 親子で確認しておきましょう。

料金や申込み、 実際の乗車時間については、 バンコク日本人学校のスクールバス料金・申込み・乗車時間 で詳しくまとめています。

制服・学用品も入学式前に確認

入学式が終われば、 通常授業が始まります。

そのため、 式典用の服だけに気を取られず、 普段の学校生活で必要な物も準備しておきましょう。

特に、

  • 通学かばん
  • 体育着
  • 体育館用の運動靴
  • 水泳用品
  • 文房具
  • 水筒
  • 学年ごとの学用品

などがあります。

詳しくは、 「【2026年版】バンコク日本人学校の制服・学用品|入学前に準備するもの」 をご覧ください。

よくある質問

小学1年生はスーツでなければいけませんか?

小学部には制服がなく、 現在の学校公式サイトにも 入学式用の詳細な服装規定は掲載されていません。

年度ごとの学校案内に指定がなければ、 清潔感のある少しきちんとした服装を 基準にするとよいでしょう。

母親は黒いスーツでないといけませんか?

そのような公式規定は確認できません。

ワンピースやセットアップなど、 式典に合う落ち着いた服装であれば 考えやすいでしょう。

父親はネクタイ必須ですか?

現在の学校公式情報には、 父親のネクタイ着用を義務付ける案内はありません。

迷う場合は、 スーツやジャケットスタイルにすると 式典らしくまとまります。

入学式の日にスクールバスで行けますか?

いいえ。

入学式は保護者と一緒に登下校し、 スクールバスは翌登校日から利用します。

兄弟を連れて行ってもいいですか?

入学式は事前登録した人のみ出席可能です。

兄弟姉妹を連れて行きたい場合は、 年度ごとの案内を確認し、 必要なら事前に学校へ確認してください。

入学式の日付は毎年同じですか?

同じとは限りません。

2026年度は4月18日(土)でしたが、 年度ごとに学校公式の年間予定を確認してください。

まとめ|「日本の入学式+バンコクの暑さ」で考える

バンコク日本人学校の入学式では、 児童生徒と保護者が一緒に参加します。

小学部には制服がありません。

保護者についても、 現在の公式情報では 細かな服装指定は示されていません。

そのため、 服装で迷ったら、

「入学式らしい清潔感」

「バンコクの暑さでも無理なく過ごせること」

の両方を考えるとよいでしょう。

そして服装以上に忘れてはいけないのが、 当日の登下校です。

入学式当日は保護者同伴。 スクールバスは翌登校日から。

ここは日本から赴任したばかりの家庭が 特に見落としやすいポイントです。

入学式だけでなく、 申込み、必要書類、教科書、 学費、スクールバスまで確認したい方は、 「【2026年版】バンコク日本人学校の入学・編入完全ガイド」 もあわせてご覧ください。

この記事は2026年9月時点で公開されている バンコク日本人学校の公式情報をもとに作成した非公式記事です。 入学式の日程、参加方法、持ち物等は年度によって変更される可能性があります。 必ず学校から届く最新の案内をご確認ください。

参考: バンコク日本人学校「学校生活」 「小学校 新入学のお手続き」 「よくあるご質問」

「バンコク日本人学校の学力レベルは高い?偏差値・宿題・塾・帰国後の勉強を解説」

バンコク日本人学校の学力レベルと偏差値・宿題・塾・帰国後の勉強を解説する画像

バンコク日本人学校への転入を考えていると、 気になることの一つが「学力」です。

検索すると、 「バンコク日本人学校はレベルが高い」 という話を目にすることもあります。

すると、

  • 偏差値はどのくらい?
  • 入学するための学力試験はある?
  • 日本から転入して授業についていける?
  • 宿題は多い?
  • みんな塾へ行っている?
  • 日本へ帰国したとき勉強で困らない?

と心配になる家庭もあるでしょう。

先に結論

バンコク日本人学校を、 「偏差値の高い進学校」と考えるのは正確ではありません。

日本の学習指導要領と教科書を基本に学ぶ、 小学部・中学部の在外教育施設です。

一方で、中学部では定期テストや高校受験を意識した学習、 自分で学習計画を立てる取組なども行われています。

そのため大切なのは、 「学校全体の偏差値」ではなく、 現在の子どもの学力と、帰国後の進路に合っているか を見ることです。

この記事では、 バンコク日本人学校の公式情報と、 実際に赴任前の家庭が気になるポイントを分けて整理します。

バンコク日本人学校に偏差値はある?

まず、 バンコク日本人学校を日本の私立中学校や高校のように、 「偏差値○○の学校」と考えるのは適切ではありません。

学校公式の入学・編入要件にも、 「偏差値○○以上」 といった学力基準は示されていません。

入学・編入では、 国籍や在留資格などの条件に加え、 日本語で通常の授業に対応できる日本語能力や 学校生活への適応力などが確認されます。

つまり、

学力試験で成績上位の子だけを選抜して入学させる 進学校とは性格が違います。

「偏差値」という言葉に注意

塾の模試などで 「バンコク日本人学校の生徒が偏差値○○だった」 という数字を見ることがあります。

これはその生徒個人の模試成績であり、 バンコク日本人学校そのものの偏差値ではありません。

では「学力レベルが高い」と言われるのはなぜ?

ここは、 事実と口コミを分けて考えた方がよい部分です。

インターネット上には、 バンコク日本人学校について 「勉強の水準が高いと感じた」 という保護者の体験談があります。

現地の学習塾からも、 日本人学校の定期テスト対策や 応用問題についての情報が発信されています。

ただし、 これだけで 「学校全体の平均学力が日本全国より高い」 とは判断できません。

現在確認できる学校公式情報では、 学校全体の平均偏差値や、 全国平均との順位比較などは公表されていません。

したがって、

「バンコク日本人学校=学力エリート校」 と決めつけない方が正確です。

授業内容は日本より難しい?

基本となる学習内容は、 日本国内の学校から大きく離れたものではありません。

バンコク日本人学校は、 日本の文部科学省が定める学習指導要領に基づいて教育を行い、 日本の教科書を使っています。

学校自身も、 日本へ帰国したときや受験するときに、 教育内容や教育レベルの差を できるだけ生じさせないことを目標にしています。

そのため、

「海外の日本人学校だから、 日本とはまったく違う難しい勉強をする」 という学校ではありません。

ただし、 同じ学習指導要領でも、 授業の進み方や単元の順番、 課題の出し方は学校や学年によって異なります。

日本から転入して授業についていける?

日本の小中学校から転入する場合、 基本的には必要以上に怖がる必要はありません。

同じ日本の学習指導要領を基本としているため、 学習内容をつなげやすいからです。

ただし、 「同じ学年=まったく同じところを勉強している」 とは限りません。

転入時期によっては、 前の学校ではまだ習っていない単元を バンコク校ではすでに終えている場合があります。

逆に、 前の学校で終えた単元を もう一度学習することもあり得ます。

転入前にやっておくとよいこと
  • 現在使っている教科書を確認する
  • どの単元まで終わったか確認する
  • 通知表だけでなく、苦手な単元も整理する
  • 算数・数学の計算分野を復習する
  • 国語の漢字を大きくためない
  • 中学生は英語の既習範囲も確認する

特別な先取り学習を大量にするより、 今の学年で習った内容の穴を減らしておく 方が実用的です。

インターから転入する場合は何が大変?

インターナショナルスクールからの転入では、 単純な「頭の良さ」より、 日本語で教科を学べるか が重要になります。

日常会話の日本語ができても、 学習では別の力が必要です。

  • 国語の長い文章を読む
  • 学年相当の漢字を読む・書く
  • 算数・数学の文章問題を日本語で理解する
  • 理科・社会の用語を日本語で理解する
  • 自分の考えを日本語で文章にする

バンコク日本人学校自体も、 日本語で通常授業についていける力を 入学・編入の重要な条件としています。

インターと日本人学校で迷っている家庭は、 学校名の評判ではなく、 今後どの言語で勉強するのか から考えた方がよいでしょう。

詳しくは、 バンコク日本人学校とインターを比較|どちらが向いている? で解説しています。

宿題は多い?

これは、 「毎日○ページ」 「日本の学校の○倍」 のように一律には答えられません。

公開されている学校公式情報からも、 全学年共通の宿題量や 「毎日○分」という統一基準は確認できません。

宿題や課題の量は、 学年、教科、時期によって変わります。

特に中学生では、 定期テストや提出課題もあるため、 小学生とは学習の組み立て方が違います。

ここで見落としやすいのが、 学校の宿題だけで子どもの負担を判断しないこと です。

バンコクでは、 スクールバスの乗車時間に加えて、 塾や習い事へ通う家庭もあります。

学校の課題がそれほど多くなくても、

学校 → バス → 塾 → 帰宅 → 宿題

という生活になると、 子どもにとっては負担が大きくなります。

塾には行った方がいい?

結論から言えば、 バンコク日本人学校へ通うために塾が必須というわけではありません。

「周りが行っているから」 という理由だけで入れる必要はありません。

塾を考えるなら、 目的を分けると判断しやすくなります。

学校の授業で困っていない

まずは家庭学習で十分かもしれません。

学校の授業、 宿題、 家庭での復習を回せているなら、 急いで塾へ入れる必要はありません。

苦手単元が増えている

算数・数学や国語などで 分からない部分が積み重なっている場合は、 補習目的の塾や個別指導を検討できます。

中学受験・高校受験をする

学校の授業と、 志望校の入試対策は別に考えます。

難関校、帰国生入試、 中学受験・高校受験などを考えている場合は、 志望校に合わせた対策が必要になることがあります。

バンコクにある塾の特徴や選び方は、 バンコク日本人学校生が通う塾|料金・特徴・選び方 でまとめています。

中学部は高校受験を意識している?

ここは、 最新の学校公式資料から確認できます。

中学部では、 2025年度から45分授業を本格的に実施しています。

その時間編成を活用し、 朝に学習時間を設けています。

学校はそのねらいの一つとして、 基礎学力の定着と、 高校受験を見据えた自立した学習者の育成 を挙げています。

朝の学習では、 生徒自身が学習課題や提出期限、 定期テストまでの日程を確認しながら、 学習計画を立てます。

つまり、 単に先生から出された課題をこなすだけではなく、

「いつ、何を、どのくらい勉強するか」 を自分で管理する力

も育てようとしているわけです。

日本へ帰国したら勉強で困らない?

日本人学校を選ぶ大きな利点の一つは、 日本の学校との学習内容を つなぎやすいことです。

日本の学習指導要領と教科書を基本としているため、 インターから日本の学校へ転校する場合と比べれば、 教科学習の接続は考えやすくなります。

ただし、 「日本人学校にいたから絶対に遅れない」 という意味ではありません。

日本国内でも、 学校や自治体、教科書会社によって 単元を扱う順番が異なることがあります。

帰国時期によっては、 一部の単元が未習・重複になる可能性があります。

本帰国が決まったら確認したいこと
  • 帰国先の学校で使っている教科書
  • 現在の学校でどこまで学習したか
  • 帰国する時期
  • 中学生なら定期テストの日程
  • 受験生なら志望校の出題範囲

特に受験学年では、 「学校の進度」ではなく 志望校の試験日から逆算 して考える必要があります。

「学力が心配」な家庭は何を基準に判断する?

学校全体が 「レベルが高いか・低いか」 だけを気にしても、 学校選びにはあまり役立ちません。

見るべきなのは、 子ども自身です。

  1. 現在の学年内容をどの程度理解しているか
  2. 日本語で教科書を読めるか
  3. 漢字や計算に大きな抜けがないか
  4. 学校の宿題を一人で進められるか
  5. 帰宅後に勉強する時間が取れるか
  6. 中学受験・高校受験をする予定があるか
  7. 何年後に日本へ帰国する予定か

ここまで整理すると、 塾が必要なのか、 家庭学習で十分なのかも見えやすくなります。

赴任前にやるなら「先取り」よりこれ

「バンコク日本人学校はレベルが高いらしい」 と聞くと、 赴任前に何か月分も先取りしたくなるかもしれません。

しかし、 まず優先したいのは復習です。

赴任前のおすすめ順

① 今の学年の漢字を確認する
② 算数・数学の計算で苦手を残さない
③ 前の学校で学習済みの単元を確認する
④ 教科書・ノートを整理する
⑤ 中学生は英語の既習文法を確認する
⑥ そのうえで余裕があれば先取りする

特に転入直後は、 学校だけでなく、 海外生活、スクールバス、友人関係など 一度に多くのことが変わります。

学習まで必要以上に先取りして 子どもを疲れさせるより、 基礎を安定させておく方が実用的 です。

英語力は学力に影響する?

バンコク日本人学校では 英語教育も行われていますが、 通常の教科学習の中心は日本語です。

そのため、 英語が得意でないことだけを理由に、 「授業についていけないのでは」 と心配する必要はありません。

一方、 英語が得意な子の場合は、 日本人学校の英語授業だけでなく、 家庭学習や英検、英語塾などを 組み合わせる家庭もあります。

現在の英語教育については、 バンコク日本人学校の英語教育はどのくらい?NET英語・習熟度別・イマージョンを解説 も参考にしてください。

よくある質問

バンコク日本人学校の偏差値はいくつですか?

一般的な中学・高校受験校のような 「学校偏差値」で見る学校ではありません。

公式の入学・編入要件にも、 偏差値による学力基準は示されていません。

成績が普通でも転入できますか?

「成績上位者だけが入れる学校」 ではありません。

ただし、 日本語で通常授業へ参加できる力や、 学校生活への適応力などの入学要件があります。

日本から転入すると授業が難しいですか?

基本となる教育課程は 日本の学習指導要領に沿っています。

ただし学校ごとの進度差はあるため、 転入前後の単元を確認すると安心です。

宿題は多いですか?

学年や教科、時期によって異なります。

学校全体で一律の宿題量を示した 現在の公式公開情報は確認できません。

塾へ行かないと授業についていけませんか?

塾は必須ではありません。

学校補習、苦手克服、 中学受験、高校受験など、 必要な目的がある場合に検討するとよいでしょう。

帰国後は日本の学校についていけますか?

日本の教育課程と教科書で学ぶため、 学習内容は接続しやすいです。

ただし、 学校ごとの進度差や受験範囲は 別に確認する必要があります。

まとめ|「偏差値」より子どもの現在地を見る

バンコク日本人学校について、 「学力レベルが高い」 という話を耳にすることがあります。

しかし、 学校全体の偏差値や平均学力を示す 現在の公式データがあるわけではありません。

バンコク日本人学校は、 日本の学習指導要領と教科書を基本に、 日本帰国後や受験への接続も意識して教育を行う学校です。

中学部では、 基礎学力だけでなく、 定期テストや高校受験を見据えた 自立的な学習にも取り組んでいます。

赴任前に大切なのは、

「この学校は偏差値が高いのか」 ではなく、 「今のわが子は何ができて、何につまずいているのか」 を確認することです。

そのうえで、 必要なら家庭学習や塾を組み合わせれば十分です。

入学・編入そのものの条件や手続きについては、 バンコク日本人学校の入学・編入完全ガイド でまとめています。

この記事は、2026年9月時点で公開されている バンコク日本人学校の公式情報等をもとに作成した非公式記事です。 教育課程、入学条件、学習方法等は変更される可能性があります。 最新情報は必ず学校公式サイトでご確認ください。

参考: バンコク日本人学校「本校について」/ 「入学・編入学要項」/ 「バンコク日本人学校の教育課程について」

バンコク日本人学校の特別支援教育|なかよし学級・通級・不登校支援を解説

バンコク日本人学校の特別支援教育となかよし学級・通級・不登校支援を紹介する画像

バンコクへの赴任が決まり、子どもの学校を考えている家庭の中には、

  • 日本で特別支援学級に在籍している
  • 通級指導を受けている
  • 発達面や学習面に少し不安がある
  • 集団生活が苦手
  • 別室登校や短縮登校をしている
  • 不登校・行き渋りがある
  • 日本語での学習に不安がある

といった事情から、

「バンコク日本人学校で受け入れてもらえるのだろうか」

と心配している方もいると思います。

先に知っておきたいのは、バンコク日本人学校の特別支援教育は、単に「診断のある子だけ」を対象にしたものではないということです。

先に結論

・診断がなくても、学校生活に配慮が必要なら事前相談できる
・通常学級内での支援だけでなく、なかよし学級や通級等の仕組みがある
・不登校や行き渋り、日本語学習への支援も行われている
・ただし、日本国内とまったく同じ支援体制ではない
・希望した支援を必ず受けられるとは限らない
・支援が必要な可能性がある場合は、通常の編入申込みより前に相談することが重要

この記事では、2026年9月時点の学校公式情報をもとに、バンコク日本人学校の支援体制と、入学・編入前に家庭が確認しておきたいポイントを整理します。

バンコク日本人学校の特別支援教育とは?

「特別支援教育」と聞くと、特別支援学級に在籍している子どもだけをイメージするかもしれません。

しかし、バンコク日本人学校では、医学的な診断名の有無だけで判断するのではなく、学校生活を送るうえで個別の配慮や支援が必要かどうかという視点で考えています。

たとえば、現在の学校公式案内では、次のようなケースも相談の対象として示されています。

  • 発達検査などで発達に関する指摘を受けた
  • 特別支援学級や通級を勧められたことがある
  • コミュニケーション面の支援を受けている
  • 集団活動の際にサポートする先生がついている
  • 別室登校や短縮登校をしている

これらに当てはまらなくても、

「今は通常学級だけれど、海外への転校で環境が大きく変わるのが心配」

という段階から相談できます。

どんな支援がある?主な6つの仕組み

バンコク日本人学校では、一つの支援方法だけではなく、子どもの状態に応じて複数の支援が行われています。

支援 主な内容
通常学級内での支援 担任や教科担当を中心に、学習面・生活面について個別の配慮を行います。
なかよし学級 特別な支援が必要な児童生徒のための特別支援学級です。通常学級との交流も行われます。
えがお教室 通常学級に在籍しながら、困り感に応じた指導やソーシャルスキルトレーニング等を受ける仕組みです。
日本語教室・日本語指導 国際結婚家庭やインター校等からの編入など、日本語で学ぶことに困難がある児童生徒への支援です。
スクールカウンセラー 友人関係、不登校、発達面、親子関係などについて、児童生徒や保護者が相談できます。
ふれあいルーム 不登校や行き渋り、教室で長時間過ごすことが難しい児童生徒の学校生活を支援します。

つまり、

「通常学級か特別支援学級か」の二択だけではありません。

通常学級で生活しながら一部の時間だけ支援を受ける、別の場所を利用しながら教室復帰を目指すなど、子どもの状況に応じた支援があります。

なかよし学級とは?

「なかよし学級」は、バンコク校に設置されている特別支援学級です。

一人ひとりの教育的ニーズに応じて、少人数で学習したり、通常学級で友達と一緒に活動したりします。

以前は小学部のみでしたが、その後支援体制が拡充され、現在は中学部にもなかよし学級が設置されています。

ただし、ここで非常に重要なのが、

「希望すれば必ずなかよし学級へ入れる」という制度ではない

という点です。

学校側が子どもの状態、必要な支援、施設、安全面、現在の受入体制などを確認したうえで、就学先を検討します。

日本で支援学級に在籍していても編入できる?

日本で特別支援学級に在籍しているからといって、それだけでバンコク日本人学校へ編入できないわけではありません。

一方で、

日本で支援学級にいたから、自動的にバンコクでもなかよし学級へ入れるわけでもありません。

学校公式では、なかよし学級への入級を希望する場合、相談の過程でWISC等の知能検査結果の提出が求められています。

そのうえで本人・保護者が学校へ行き、保護者面談や本人の体験・面接等を経て、校内の就学指導委員会で検討されます。

ここが重要です。

日本の在籍校を先に退学してから相談するのではなく、支援が必要な場合は、できるだけ早くバンコク日本人学校へ相談しておく方が安全です。

診断がない場合も相談してよい?

はい。

学校公式でも、診断の有無にかかわらず相談できることが明記されています。

たとえば、

  • 授業中に席を離れることが多い
  • 集団活動に入りづらい
  • 音や刺激に強く反応する
  • 学習の一部だけ極端に苦手
  • 環境が変わると強い不安が出る
  • 学校へ行けない日が増えている

など、保護者として気になることがあるなら、診断がつくまで待つ必要はありません。

反対に、すでに診断されている病名や特性がある場合は、申込み時に学校へ伝える必要があります。

「伝えると入学できなくなるのでは」と隠すよりも、入学後に必要な支援ができるかを事前に確認することの方が、子どもにとって重要です。

通常学級を希望していても相談は必要?

必要な場合があります。

「特別支援学級を希望していないから関係ない」と考えない方がよいでしょう。

学校公式では、通常学級を希望していても、子どもにとって適切な就学先や安全面、学校の支援体制などを検討した結果、特別支援学級への入級を提案することがあるとしています。

反対に、なかよし学級を希望していても、学校側が通常学級での就学が適切だと判断する場合もあります。

家庭側が先に学級を決めるのではなく、

「この子には学校生活のどこで支援が必要なのか」

を学校と共有するところから始めると考えた方がよいでしょう。

相談から編入までの流れ

支援が必要な可能性がある場合は、通常の編入申込みだけを先に進めるのではなく、まずサポート相談を行います。

  1. サポート相談フォームから事前相談
  2. メール等で現在の状況を伝える
  3. 相談会・体験会の案内を受ける
  4. 保護者面談・本人の体験や面接を受ける
  5. 校内で就学について検討
  6. 結果を確認してから入学・編入申込みへ進む

学校公式によると、就学についての検討後、結果の連絡まで1か月ほどかかる場合があります。

また、相談開始の目安として、通常の編入申込み締切の2~3週間前までのできるだけ早い相談が案内されています。

赴任が決まった家庭へ

支援が必要な可能性がある場合は、航空券、住居、現在の学校の退学手続きだけを先に確定させず、早い段階で学校へ相談しておくことをおすすめします。

バンコク日本人学校公式「お子様のサポートについてのご相談」

相談前に家庭で整理しておくとよいこと

学校へ相談するとき、「発達が少し心配です」だけでは、必要な支援が伝わりにくいことがあります。

次のような情報を整理しておくと、学校側も状況を把握しやすくなります。

  • 現在どの学級に在籍しているか
  • 通常学級・支援学級・通級の利用状況
  • 現在受けている具体的な配慮
  • 一人でできること、手助けが必要なこと
  • 集団活動で困りやすい場面
  • 学習で特に困っている教科や活動
  • 別室登校や短縮登校の有無
  • 現在の担任から伝えられていること
  • 発達検査・知能検査等を受けたことがあるか
  • 医療機関や専門機関を利用しているか

個別の教育支援計画、個別の指導計画、検査結果などを持っている場合は、すぐ確認できるようにしておくとよいでしょう。

不登校・行き渋りの場合は?

バンコク日本人学校には「ふれあいルーム」があります。

不登校や行き渋り傾向がある子、在籍学級に不安があり、教室で学習・活動することが難しい子に対して、学校生活への参加を支えるための場所です。

またスクールカウンセラーへの相談も行われています。

そのため、

「毎日朝から最後まで普通教室へ行けなければ通えない」

と単純に考える必要はありません。

ただし、ふれあいルームを希望すれば必ず自由に利用できる、という意味ではありません。

学校の人員や支援体制、本人の状態を確認しながら対応が決まります。

日本語が弱い子への支援もある

特別支援教育というと発達面だけを想像しがちですが、バンコク日本人学校では、日本語で学ぶことへの困難も支援対象として考えています。

国際結婚家庭やインターナショナルスクール等から編入した子どもの中には、日常会話は日本語でできても、

  • 教科書を読む
  • 漢字を書く
  • 説明文を理解する
  • 自分の考えを文章にする
  • 理科や社会の専門用語を理解する

といった「学習のための日本語」で苦労する場合があります。

学校では日本語教室や日本語指導も行われています。

ただし、バンコク日本人学校自体は日本語をゼロから学ぶための日本語学校ではありません。

入学条件や必要な日本語力については、こちらも確認してください。

バンコク日本人学校の入学・編入条件|国籍・ビザ・日本語力・定員

日本の学校と同じ支援が受けられるとは限らない

ここは、赴任前に特に理解しておきたい部分です。

バンコク日本人学校は特別支援教育を充実させていますが、日本国内の公立学校とまったく同じ制度・人員配置ではありません。

在外教育施設であるため、人的資源や設備には限りがあります。

学校公式でも、支援員など日本国内では利用できる人的支援が同じようには確保できないことが説明されています。

確認したいこと 考え方
支援学級はある? なかよし学級がある
通常学級で配慮してもらえる? 支援は行われるが、対応できる内容は個別に確認が必要
通級はある? えがお教室等の支援がある
不登校支援はある? ふれあいルームやカウンセラー等の支援がある
希望した支援を必ず使える? 人員・定員・本人の状態等によって利用できない場合もある

受入れが難しい場合もある

学校公式では、海外にある学校という事情から、日本と同じ専門スタッフや設備を確保することが難しく、子どもの状態によっては受入れが難しい場合があることも明記されています。

例として挙げられているのが、

  • 日常的な医療行為が必要
  • 生活全般で介助が必要
  • 言葉によるコミュニケーションが非常に難しい
  • 集団生活が非常に難しい

といったケースです。

これは「障がいがあるから入れない」という意味ではありません。

現在の学校設備と支援体制で、安全に学校生活を送れるかを個別に判断するということです。

なかよし学級が満員の場合は?

なかよし学級には定員があります。

受入可能人数を超えた場合は、ウェイティングリストとなり、日本などで待機する場合があります。

また学校公式では、入級の順番は単純な「最初に問い合わせた順」ではなく、各学期の正式な編入学申込み順で扱われることが説明されています。

そのため、

「数か月前に一度相談したから席を確保できている」

とは考えない方がよいでしょう。

相談後に案内された正式な手続きと申込み時期まで、必ず確認してください。

赴任前に最も大切なこと

特別な配慮を必要とする可能性がある家庭で、最も避けたいのは、

「タイへ引っ越してから、初めて学校へ相談する」ことです。

特に、

  • 日本で特別支援学級に在籍中
  • 通級を利用中
  • 支援員がついている
  • 別室登校・短縮登校をしている
  • 不登校・行き渋りが続いている
  • 継続的な医療的・生活上の支援が必要

という場合は、赴任決定後の早い段階で相談する方が安心です。

子どもの学校生活が成立するかどうかは、住居や引越しよりも重要な問題です。

「入れるか」だけではなく、「入ったあと、その子が無理なく学校生活を続けられるか」まで確認する。

これが、支援が必要な子どもの海外転校では最も重要です。

よくある質問

発達障害の診断がなくても相談できますか?

できます。学校公式でも、診断の有無にかかわらず、個別の配慮が必要か迷う段階から相談するよう案内されています。

日本で通常学級なら相談しなくても大丈夫ですか?

必ずしもそうとは限りません。現在、通級、別室登校、短縮登校、学習面の個別配慮などを受けている場合は、通常学級在籍でも事前に伝えておく方がよいでしょう。

日本で支援学級なら、なかよし学級に入れますか?

自動的に決まるわけではありません。本人の状態、検査結果、面談・体験、学校の支援体制や定員などを踏まえて判断されます。

中学生にも特別支援学級はありますか?

現在は中学部にもなかよし学級が設置されています。

不登校の子でも相談できますか?

できます。学校ではふれあいルームやスクールカウンセラーなどを活用した支援も行われています。ただし、利用方法は本人の状態と学校の支援体制を踏まえて決まります。

支援が必要だと入学を断られますか?

支援が必要という理由だけで一律に判断されるわけではありません。ただし、安全面や設備、人的支援などから学校での受入れが難しいと判断される場合はあります。

まとめ

バンコク日本人学校では、障がいの有無だけでなく、学校生活の中で困り感を抱える児童生徒を広く支援対象として考えています。

  • 通常学級内での支援
  • なかよし学級
  • えがお教室
  • 日本語教室・日本語指導
  • スクールカウンセラー
  • ふれあいルーム

など、支援方法は一つではありません。

一方で、海外の日本人学校という事情から、日本国内とまったく同じ支援体制ではなく、定員や人員、施設、安全面によって受入れや利用できる支援に制限が生じる場合があります。

だからこそ、

「診断が出てから」でも「タイへ着いてから」でもなく、気になることがある段階で早めに相談すること

が重要です。

一般的な入学・編入手続きについては、こちらの記事で申込みから初登校まで順番にまとめています。

【2026年版】バンコク日本人学校の入学・編入完全ガイド|必要書類・教科書・手続き

この記事は、2026年9月時点でバンコク日本人学校が公開している情報をもとに作成した非公式記事です。 支援内容、受入条件、定員、相談方法等は変更される可能性があります。 入学・編入を検討する際は、必ず学校公式サイトの最新情報をご確認ください。

参考: バンコク日本人学校「お子様のサポートについてのご相談」 「入学・編入学要項」 「よくあるご質問」

一時帰国で日本の小学校に体験入学できる?バンコク日本人学校在籍中の手続き

バンコク日本人学校在籍中の一時帰国と日本の小学校への体験入学手続きのイメージ

バンコク日本人学校に通っている家庭では、 日本への一時帰国に合わせて、 「せっかくなら日本の小学校へ少し通わせたい」 と考えることがあります。

しかし、 日本の学校へ普通に転校するのと、 一時的な「体験入学」はまったく別です。

手続きを間違えると、 バンコク日本人学校の在籍にも関係するため、 日本側へ連絡する前に仕組みを理解しておきましょう。

先に結論
  • 一時帰国中に日本の小中学校へ通うこと自体は可能
  • ただし、日本側には「体験入学」として受け入れてもらう
  • 日本の学校へ正式に編入すると、バンコク日本人学校は退学になる
  • バンコク校ではClassroomの体験入学フォームから申告する
  • 日本側の受付方法・期間・必要書類は自治体ごとに違う
  • 1か月を超える場合は、バンコク日本人学校を退学して日本側へ編入する必要がある
  • 体験入学=自動的にバンコク日本人学校で出席扱い、ではない

一時帰国中に日本の小学校へ通える?

はい。 バンコク日本人学校の公式FAQでも、 一時帰国中に日本国内の小中学校へ 体験入学する場合の手続きが案内されています。

ただし、 最初に日本側の学校へ 「体験入学として受け入れてもらえるか」 を確認する必要があります。

ここが最重要ポイントです。

「転入・編入」と「体験入学」を混同しない

バンコク日本人学校公式FAQでは、 日本国内の学校へ 正式に編入学した場合、 バンコク日本人学校を退学しなければならない と説明されています。

短期間だけ日本の学校生活を経験する目的なら、 日本側へ最初から 「海外在住で、一時帰国中の体験入学を希望している」 と伝えましょう。

手続きは大きく3段階

1.日本の自治体・学校へ問い合わせる

まず、 一時帰国中に滞在する住所を確認します。

多くの場合、 その住所の通学区域にある公立小中学校や 教育委員会へ相談することになります。

問い合わせるときは、 次の情報を伝えられるようにしておくとスムーズです。

  • 子どもの氏名・生年月日
  • 現在の学年
  • 現在バンコク日本人学校に在籍していること
  • 日本での滞在住所
  • 希望する学校
  • 希望する期間
  • 一時帰国であり、タイへ戻る予定であること

2.「体験入学」として受け入れ可能か確認する

日本全国で統一された 「一時帰国者向け体験入学制度」があるわけではありません。

自治体によって、 名称も手続きも異なります。

たとえば、 「体験入学」「聴講」などとして受け入れる自治体がある一方、 一時帰国中でも正式な就学手続きを求める自治体もあります。

そのため、 祖父母宅の近くの学校なら当然通える、 というわけではありません。

3.バンコク日本人学校へ申告する

日本側から体験入学として 受け入れてもらえることを確認したら、 バンコク日本人学校側の手続きを行います。

現在、バンコク校では Classroomの体験入学フォーム から回答する方式です。

紙の「体験入学申出書」を提出する必要はありません。 最新の案内は担任・学校からの連絡を確認してください。

何日前までに申し込めばいい?

これは日本側の自治体によって異なります。

現在公開されている自治体の案内を見ると、 「1か月前まで」 「2か月前まで」 などと定めている例があります。

一方で、 学校へ直接相談する自治体もあります。

飛行機の日程が決まってから慌てないよう、 一時帰国の日程が見えた段階で早めに問い合わせる のがおすすめです。

3日や1週間だけでも通える?

これも自治体・学校次第です。

一時帰国者の体験入学について、 期間を「原則2週間以内」としている自治体もあれば、 1週間以上1か月以内としている自治体、 最長1か月としている自治体もあります。

逆に、 学校行事や学級の状況によって 短期間でも受け入れられないことがあります。

「3日なら短いから簡単に入れてもらえる」 とは限りません。 希望期間をそのまま伝えて確認してください。

1か月を超える場合は注意

バンコク日本人学校公式FAQでは、 日本側での就学期間が1か月を超える場合は、 バンコク日本人学校を退学し、 日本の学校へ編入する必要があるとされています。

長期の一時帰国を計画している家庭は、 単なる体験入学として扱える期間を超えないか、 先に確認しておきましょう。

体験入学した日は「出席扱い」になる?

ここは誤解しやすいところです。

日本の学校へ体験入学したからといって、 自動的にバンコク日本人学校で出席扱いになるわけではありません。

学校公式FAQでは、 本人または同居する兄弟姉妹の進学、 家族の傷病などの理由で 日本国内の小中学校へ体験入学した場合に限り、 出席扱いとしています。

出席扱いになるケースでは、 バンコク日本人学校から持参した 「出席状況に関する書類」を日本側の学校に記載してもらい、 帰タイ後に担任へ提出します。

一方、 サマースクールや短期留学による欠席は 出席扱いにはならないと明記されています。

一時帰国前に担任へ確認しておく

「うちの場合は出席扱いになるのか」 「どの書類を日本へ持っていくのか」は、 一時帰国前に担任へ確認しておくのが確実です。

日本側で必要になるもの

必要書類や持ち物も、 自治体・学校によって違います。

一般的には、次のようなものを確認します。

  • パスポートなど本人確認書類
  • 一時帰国中の滞在先住所
  • 在籍校が分かる資料
  • 教科書
  • 筆記用具・学用品
  • 上履き
  • 体育着または運動できる服
  • 給食関係の申請
  • 健康・アレルギーに関する情報

すべてが必要という意味ではありません。 受入校へ事前に確認してください。

教科書はバンコクから持っていく?

バンコク日本人学校は、 日本の学習指導要領に基づき、 日本の教科書を使用しています。

ただし、 日本国内では自治体によって採択している教科書が異なる場合があります。

現在使っている教科書を持参するか、 受入校で教材を貸してもらえるかを 事前に確認してください。

制服は必要?

小学校の場合、 制服のない公立校も多いため、 普段着で参加できるケースがあります。

一方、 中学校では制服が指定されている学校があります。

短期間の体験入学の場合、 似た服装や体操着などで代用できる場合もありますが、 学校ごとの判断になります。

体験入学のためだけに制服を購入する前に、 必ず受入校へ相談してください。

給食は食べられる?

給食を利用できるかも、 自治体・学校によって異なります。

給食費を日割りや月単位で支払う学校もあれば、 短期の体験入学では 弁当持参を求められる場合もあります。

食物アレルギーがある場合は、 申込みの最初の段階で必ず伝えてください。

先生やクラスへのお土産は必要?

Yahoo!知恵袋でも、 体験入学に関して繰り返し出てくる質問です。

しかし、 お土産は体験入学の条件ではありません。

公立学校では、 教職員が個人的な贈答品を受け取りにくい場合もあります。

「タイのお菓子をクラス全員へ配る」なども、 アレルギーや学校ルールがあります。 善意で準備する前に、 受入校へ確認する方が安全です。

また、個人的に知人の教員に聞きましたが、全くお土産は期待していないと言っていました。期待していないどころか、気にもしていない様子でした。

体験入学のメリット

  • 日本の学校生活を実際に経験できる
  • 日本の同学年の学習や生活リズムを知ることができる
  • 将来の本帰国に対する不安を減らせる
  • 日本の友達をつくる機会になる
  • 子ども自身が日本と海外の学校の違いを体験できる

無理に体験入学させなくてもいい

一時帰国は、 子どもにとって休暇でもあります。

長時間のフライト、 時差、 祖父母や親戚との時間、 歯科・病院、 買い物など、 一時帰国中は予定が増えがちです。

日本の学校を経験する価値はありますが、 毎回必ず体験入学しなければならないわけではありません。

子どもの希望や体力、 本帰国までの期間も含めて判断しましょう。

一時帰国が決まったら確認する10項目

  1. 日本での滞在住所を決めた
  2. 通学区域の学校を確認した
  3. 教育委員会または学校へ相談した
  4. 「体験入学」として扱われることを確認した
  5. 受入期間を確認した
  6. バンコク日本人学校へ申告した
  7. 出席扱いになるか担任へ確認した
  8. 必要書類を確認した
  9. 制服・上履き・給食・教科書を確認した
  10. 帰タイ後に提出する書類を確認した

よくある質問

祖父母の家の近くの小学校へ通えますか?

可能な場合があります。 ただし、滞在先住所の指定校に限る自治体もあります。 教育委員会または希望校へ確認してください。

日本に住民票を戻す必要がありますか?

自治体によって扱いが異なります。 住民登録をすると「体験入学」ではなく 正式な就学として扱われる自治体もあるため、 先に教育委員会へ確認してください。

夏休みに体験入学できますか?

日本の学校が授業をしている期間でなければ通えません。 一時帰国の日程と日本側の終業式・始業式を確認してください。

日本の学校で体験入学すれば出席扱いになりますか?

必ずしもなりません。 バンコク日本人学校では、 出席扱いとなる理由を限定しています。 事前に担任へ確認してください。

1か月以上日本へ滞在する場合は?

バンコク日本人学校公式FAQでは、 受入校での就学期間が1か月を超える場合、 本校を退学して日本の学校へ編入するよう案内されています。

まとめ

  • バンコク日本人学校在籍中でも、日本の小中学校へ体験入学できる
  • まず日本側へ「体験入学」として受け入れ可能か確認する
  • 正式編入するとバンコク日本人学校は退学になる
  • バンコク校ではClassroomの体験入学フォームで申告する
  • 日本側の手続き・期間・必要書類は自治体によって違う
  • 1か月を超える場合は正式な退学・編入が必要
  • 体験入学の日が出席扱いになるかは事前に確認する
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公式情報

バンコク日本人学校在籍中の体験入学については、 学校公式FAQの最新情報を優先してください。

泰日協会学校「よくあるご質問」を確認する →

※本記事はバンコク日本人学校および日本国内の自治体が公開している情報をもとに整理した非公式記事です。 日本国内での体験入学・一時就学の制度、申込期限、期間、給食、必要書類等は自治体・学校によって異なります。 必ず滞在先の教育委員会・受入校とバンコク日本人学校へ最新情報をご確認ください。