バンコク日本人学校の英語教育はどのくらい?NET英語・習熟度別・イマージョンを解説

バンコク日本人学校の英語教育・NET英語・習熟度別学習・イマージョン教育のイメージ


バンコクへ赴任する家庭の中には、 「せっかく海外へ行くのに、日本人学校では英語が伸びないのでは?」 と気になる方もいると思います。

反対に、 英語がまだ得意ではない子どもの場合は、 「英語の授業についていけるだろうか」 という心配もあるでしょう。

バンコク日本人学校は、 通常の授業を英語で行うインターナショナルスクールではありません。 一方で、学校公式情報を見ると、 ネイティブ教員による英語、習熟度別学習、イマージョン教育 など、海外という環境を生かした英語教育が行われています。

先に結論
  • 小学部1年生から英語教育がある
  • NET(Native English Teacher)による授業が行われている
  • 小学部5年生以上では習熟度別学習を実施している
  • 中学部では通常の英語に加え、NETによる英語学習もある
  • 小学部では、英語を使って他教科を学ぶイマージョン教育の実践もある
  • ただし、学校生活全体を英語で行うインターとは目的も英語量も異なる

バンコク日本人学校では英語をどのくらい学ぶ?

学校公式の「特色ある教育活動」では、 小学部1年生から英語教育を行っていることが
明記されています。

中心になるのが、 NET(Native English Teacher)による英語学習です。

英語を単に文法や単語として覚えるだけではなく、 聞く・話す活動を含め、
実際に英語を使う機会をつくることが重視されています。

学年 英語教育の特徴
小学1〜4年 NETを中心にTT(Team Teaching)方式で学習
小学5〜6年 習熟度別の少人数学習を実施
中学部 通常の英語学習に加え、NETによる少人数英語学習を実施

NET英語とは?

NETは、 Native English Teacher の略です。

バンコク日本人学校では、 ネイティブの英語教員を中心とした授業が行われています。

学校だよりでは、 英語の授業中は日本語を介さず、
英語を聞きながら活動する実践も紹介されています。

つまり、 「英語について日本語で説明を聞く」 だけではなく、
英語を英語のまま聞き、理解し、使う経験 を増やすことが狙いの一つです。

小学5年生から習熟度別になる

学校公式では、 小学部5年生から中学部まで、 英語で習熟度別学習を実施するとしています。

学校だよりで紹介された実践例では、 小学部5・6年生では2クラスを3グループに、
中学部では2クラスを4グループに分けて 学習する形も紹介されています。

ただし、 具体的なグループ数や分け方は年度によって変わる可能性があります。
最新の運用は学校からの案内を確認してください。

習熟度別=「できる子/できない子」という意味ではない

教育的に見ると、 習熟度別学習の大きな利点は、 子どもの現在の英語力に合わせて 授業の速度や活動量を調整しやすいことです。

特に英会話では、 大人数の一斉授業よりも 一人あたりの発話機会を確保しやすくなる点に意味があります。

中学部の英語はどうなる?

中学部では、 日本の学習指導要領に基づく通常の英語学習を行います。

現在の学校公式ページでは、 中学部は通常の英語を週3時間行い、 さらにNETが指導する 「グローバル・イングリッシュ」を週2時間行うと説明されています。

日本の高校受験を考える家庭にとっては、 日本の英語学習との接続を保ちながら、
ネイティブ英語へ触れる時間も持てることが特徴です。

イマージョン教育も行われている

バンコク日本人学校の特徴として、 イマージョン教育もあります。

イマージョン教育とは、 英語そのものを勉強するだけでなく、
英語を使って別の教科や内容を学ぶ 方法です。

学校だよりでは、 小学部で次のような実践例が紹介されています。

  • 小学1・2年:音楽
  • 小学3・4年:体育
  • 小学5・6年:理科

たとえば理科では、 実験をしながら英語の語彙や説明を聞くなど、
「英語を学ぶ」から一歩進んだ活動が行われています。

日本人学校なのに、なぜ英語教育が強い?

バンコク日本人学校は、 単に日本国内の学校をそのまま海外へ移した学校ではありません。

学校のミッションとして、 「世界に貢献する日本人」を育てる ことを掲げています。

日本の学習指導要領を土台にしながら、 海外という環境を生かして、
英語、タイ語、国際理解教育、 イマージョン教育などを取り入れていることが特徴です。

「日本への帰国に対応できる日本の教育」と、 「海外にいるからこそできる教育」の 両方を狙った学校と考えると分かりやすいでしょう。

では、日本人学校へ行けば英語がペラペラになる?

ここは期待しすぎない方がよいところです。

バンコク日本人学校には、 一般的な日本の公立小中学校とは異なる 英語教育の特徴があります。

しかし、 国語、算数・数学、理科、社会など 学校生活の中心となる授業は日本語です。

一日の大半を英語で過ごすインターナショナルスクールとは、
英語へ触れる総時間が根本的に違います。

ここを間違えない

「日本人学校だから英語はほとんど学べない」 という理解も正確ではありません。

一方で、 「海外の日本人学校へ行けば自然にバイリンガルになる」 という期待も現実的ではありません。

日本人学校とインターでは「英語の目的」が違う

日本人学校では、 英語は重要な学習対象の一つです。

一方、 多くのインターナショナルスクールでは、 英語そのものを学ぶだけではなく、
英語を使って算数・理科・社会などを学びます。

そのため、 学校を選ぶときに考えるべきなのは、 「どちらの英語教育が上か」
ではありません。

子どもが今後、どの言語を主な学習言語として使うのか という問題です。

日本人学校かインターか迷っている方へ

学費、英語力、日本語力、 帰国後の進学まで含めた違いはこちらで比較しています。

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英語が苦手な子でも大丈夫?

英語が苦手だからという理由だけで、 日本人学校への転入を過度に心配する必要はありません。

学校生活の中心となる授業は日本語です。 また、高学年以降の英語では 習熟度別学習が導入されています。

ただし、 NETの授業では英語を聞き、 英語で活動する場面があります。

転入前に英単語を大量に暗記するより、 簡単な指示を聞くことや、 間違えても英語を口に出してみることへ 慣れておく方が実際の授業にはつながりやすいでしょう。

英語が得意な子には物足りない?

帰国子女やインター経験者など、 すでに高い英語力を持つ子の場合は、 日本人学校の英語だけでは物足りなく感じる可能性があります。

習熟度別学習はありますが、 学校生活全体が英語になるわけではないからです。

英語力をさらに伸ばしたい場合は、 読書、英語での動画・ニュース、 オンライン学習、英語の習い事など、 学校外でも英語を使う時間を確保することが重要になります。

英検はどう考えればいい?

高校受験や帰国生入試を考える場合、 英検などの資格が役立つ学校もあります。

ただし、 「バンコク日本人学校の英語授業=英検対策」 ではありません。

学校の英語教育と資格試験は、 目的を分けて考えた方がよいでしょう。

受験で英検が必要な場合は、 志望校の出願条件から逆算して、 必要な級と取得時期を決めるのがおすすめです。

転入前に家庭で確認しておきたい5つ

  1. 現在の英語力
    英会話だけでなく、 読む・書く・聞く・話すのどこが得意か確認します。
  2. 英語への抵抗感
    分からない英語を聞いたとき、 固まってしまうのか、 推測しながら参加できるのかも重要です。
  3. 将来の帰国時期
    日本で高校受験をするなら、 受験英語との接続も考えます。
  4. 英語をどこまで伸ばしたいか
    学校の授業についていければよいのか、 英検、海外進学、バイリンガルレベルまで目指すのかで、 必要な学習量は違います。
  5. 学校外で英語を使う時間
    海外に住んでいても、 日本人家庭・日本人学校・日本人向けサービスだけで生活すると、 英語を使う時間は意外に少なくなります。

高学年から転入する場合

小学5・6年生では、 友人関係や学習進度に加えて、 英語の習熟度別学習も気になるかもしれません。

ただし、 転入時に大切なのは 英語だけではありません。

日本との学習進度、 友人関係、 スクールバス、 新しい生活への不安も含めて考える必要があります。

高学年からの転入についてはこちらで詳しく解説しています。

高学年で転入して馴染める? →

公式情報で分かること・分からないこと

公式情報で確認できる 一律には判断できない
NET英語、TT、習熟度別学習の仕組み 個々の子どもが何年でどこまで英語力を伸ばせるか
英語・国際理解教育を重視していること どの英検級まで取れるか
イマージョン教育の実践 インターと同程度の英語力になるか

学校制度として確認できることと、 個人の英語力の伸びを分けて考えることが大切です。

よくある質問

日本人学校でも英語は勉強しますか?

はい。 小学部1年生から英語教育があり、 NETによる授業や、 高学年以降の習熟度別学習などが行われています。

英語が全く話せなくても転入できますか?

学校生活の中心は日本語です。 英語が得意でないことだけを理由に、 日本人学校への転入を避ける必要はありません。

英語の授業は日本語で説明されますか?

NETによる授業では、 英語を使って活動する時間が重視されています。 学校だよりでは、 英語のみで活動する授業例も紹介されています。

日本人学校とインターではどちらが英語力を伸ばせますか?

学校生活全体を英語で行うインターの方が、 一般的には英語に触れる時間は長くなります。

ただし、 英語力だけで学校を決めるのではなく、 日本語力、帰国予定、進学先、 子どもの現在の学力や性格まで含めて判断する必要があります。

英検対策も学校でしてくれますか?

学校の英語教育と英検対策は同じものではありません。 受験などで特定の級が必要な場合は、 志望校の条件から逆算して家庭学習や塾なども検討してください。

まとめ

  • バンコク日本人学校では小学部1年生から英語教育を実施
  • NET(Native English Teacher)による授業がある
  • 小学部5年生以上では習熟度別学習を行っている
  • 中学部では通常英語に加えてNETによる英語学習がある
  • 小学部ではイマージョン教育の実践もある
  • 日本人学校でも英語教育は充実しているが、学校生活の中心言語は日本語
  • インターとは英語に触れる総時間と教育目的が異なる
  • 英語力をさらに伸ばすなら、学校外で英語を使う時間も重要
学校公式情報

この記事は、バンコク日本人学校が公開している 「特色ある教育活動」や学校だより等を確認して作成しています。

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※本記事はバンコク日本人学校の公開情報をもとにした非公式記事です。 授業時間、クラス編成、習熟度別学習、イマージョン教育などの実施方法は、 年度や学年によって変更される可能性があります。 最新情報は学校公式サイト・学校からの案内をご確認ください。

中学生でバンコク赴任して大丈夫?高校受験・帰国時期・帰国生入試を解説

先に結論

中学生でバンコクへ赴任しても、 日本の高校受験をすることは可能です。

実際には、 中学2年生ごろに母子で先に帰国し、日本の学校と一般入試に慣れる家庭 と、 中学3年生までバンコク日本人学校に在籍し、帰国生入試も含めて受験する家庭 が見られました。

どちらが正解ということではありません。 志望校の入試制度、帰国する地域、子どもの性格や学力、 家族が離れて暮らす負担を比べて決める必要があります。

中学生の子どもを連れてバンコクへ赴任することになったとき、 保護者が最も心配するのが高校受験です。

  • 中学生から海外へ行って受験に不利にならないか
  • 中学2年生で日本へ戻った方がよいのか
  • 中学3年生までバンコクに残っても受験できるのか
  • 帰国生入試、いわゆる帰国子女枠を使えるのか
  • 内申点や調査書はどうなるのか
  • 父親だけタイに残り、母子で先に帰国するべきか
  • 寮のある高校を選ぶべきか

など、家族の生活全体に関わる判断が必要になります。

この記事では、 バンコクで教育に長く関わってきた管理人の経験と、 バンコク日本人学校、海外子女教育振興財団などの公開情報をもとに、 中学生の帰国時期と高校受験の考え方を整理します。

帰国生入試の資格、試験科目、帰国期限は学校ごとに異なります。 この記事だけで出願資格を判断せず、 必ず受験年度の募集要項と志望校への問い合わせで確認してください。

中学生の家庭で見られた2つの進路パターン

管理人がバンコクの教育に関わっていたときには、 主に次の2つのパターンが見られました。

パターン1.中学2年生ごろに母子で先に帰国する

父親はバンコクに残り、 母親と子どもが中学2年生ごろに日本へ戻るパターンです。

日本の中学校へ編入し、

  • 日本の学校生活に慣れる
  • 定期テストの形式に慣れる
  • 都道府県ごとの高校入試制度を理解する
  • 内申点や調査書を意識して学校生活を送る
  • 志望地域の塾へ通う
  • 高校説明会や文化祭へ参加する

など、一般入試に向けた準備を日本国内で進めます。

特に公立高校を第一志望にする場合は、 都道府県ごとに入試制度や内申点の扱いが異なるため、 早めに帰国して日本の中学校へ通うことに安心感があります。

また、 子どもが環境の変化に慎重なタイプであれば、 高校入学と本帰国を同時に経験するよりも、 中学生のうちに日本の生活へ慣れておく方が合うことがあります。

中学2年生で帰国するメリット

  • 日本の中学校生活と定期テストに慣れられる
  • 志望地域の高校を実際に見学しやすい
  • 地域の公立高校入試に関する情報を得やすい
  • 日本の塾や模試を利用しやすい
  • 高校入学前に友人関係や生活基盤をつくれる
  • 受験時の住居や住所に関する手続きを進めやすい

中学2年生で帰国するデメリット

  • 父親と母子が別々に暮らす期間が長くなる
  • 家賃や生活費が二重にかかる可能性がある
  • 子どもがバンコクの友達と早く離れることになる
  • 帰国後の学校へ再び転入する負担がある
  • 帰国時期によっては帰国生入試の資格期間に影響することがある

このパターンが向いている家庭

  • 日本の公立高校を第一志望にしている
  • 帰国する都道府県がすでに決まっている
  • 子どもが大きな環境変化に時間を必要とする
  • 内申点や地域の入試制度を重視したい
  • 母子帰国による生活が現実的に可能である

パターン2.中学3年生までバンコクに残る

バンコク日本人学校の中学部を卒業するまで在籍し、 帰国生入試または一般入試で日本の高校を受験するパターンです。

日本人学校は、 日本の学習指導要領に基づく教育課程で授業を行っています。

中学部を卒業見込みであれば、 日本国内の高校を直接受験できます。

帰国生入試だけでなく、 一般入試を受けることも可能です。

この方法なら、

  • 家族がバンコクで一緒に暮らせる
  • 転校せず中学校生活を終えられる
  • バンコク日本人学校の進路指導を受けられる
  • 帰国生入試を実施する学校も検討できる
  • 海外生活の経験を作文や面接で生かせる

というメリットがあります。

中学3年生まで残るメリット

  • 中学校卒業まで家族で暮らせる
  • 慣れた学校で受験勉強を続けられる
  • 転校による学習・人間関係の変化を避けられる
  • 帰国生入試と一般入試の両方を検討できる
  • 学校の進路相談室や進路説明会を利用できる

中学3年生まで残るデメリット

  • 日本の高校を直接見学できる機会が限られる
  • 入試のたびに日本へ移動する場合がある
  • 航空券、宿泊、移動費がかかる
  • 時差は小さいものの、日本の塾とのオンライン受講に調整が必要
  • 合格後、住居や帰国手続きを短期間で進める可能性がある
  • 高校入学と本帰国が同時になり、環境変化が大きくなる

このパターンが向いている家庭

  • 家族で中学卒業までバンコクに残りたい
  • 帰国生入試を含めて私立高校を検討している
  • 子どもが現在の学校生活に安定している
  • 海外からの情報収集や受験準備を進められる
  • 合格後の帰国、住居、入学準備を短期間で進められる

2つのパターンを比較

比較項目 中2ごろに母子帰国 中3までバンコク
日本の学校への適応 高校受験前に慣れられる 高校入学と本帰国が同時になりやすい
一般入試 日本国内で準備しやすい 海外からの準備が必要
帰国生入試 帰国後の経過期間を確認 利用できる可能性はあるが学校ごとに条件確認
公立高校 居住地と制度を確認しやすい 転居予定や出願資格を早めに教育委員会へ確認
家族生活 父親と母子が離れる可能性 中学卒業まで家族で暮らせる
子どもの負担 中学校で一度転校する 本帰国と高校入学が重なる
情報収集 日本の学校・塾から得やすい 日本人学校の進路指導を利用

中学3年生まで残れば帰国生入試を使える?

中学3年生まで海外にいれば、必ず帰国生入試を利用できるわけではありません。

帰国生入試の出願資格は、 学校や教育委員会がそれぞれ定めています。

主に確認されるのは、

  • 海外に滞在した年数
  • 海外の学校へ在籍した年数
  • 帰国してから受験までの期間
  • 保護者の海外勤務に伴う滞在か
  • 日本人学校、現地校、インター校のどこへ通っていたか
  • 入学後に保護者と同居するか
  • 指定地域へ居住できるか

などです。

日本人学校での在籍を帰国生資格として認める学校もあれば、 現地校やインターナショナルスクールとは 条件を分けている学校もあります。

したがって、

「中3まで海外に残れば帰国生枠で有利になるだろう」 という理由だけで帰国時期を決めるのは危険です。 中学1年生や2年生の段階から、 候補校の最新募集要項を確認してください。

帰国生入試の試験内容

高校の帰国生入試では、 国語・数学・英語の3教科と面接を基本とする学校が多くあります。

ただし、

  • 国語・数学・英語・社会・理科の5教科
  • 英語のみ
  • 英語と国語
  • 英語と数学
  • 作文と面接
  • 書類審査と面接

など、学校によって選考方法は大きく異なります。

帰国生入試は一般入試より早く、 秋から冬に実施される場合もあります。

中学3年生になってから調べ始めると、 出願期間や試験対策が間に合わない可能性があります。

一般入試も選択できる

バンコク日本人学校では、 日本の学習指導要領に基づいた授業が行われています。

そのため、 帰国生入試だけに限定せず、 一般入試を受けることも可能です。

帰国生入試と一般入試のどちらが有利かではなく、

  • 子どもの得意教科
  • 英語力
  • 5教科の学力
  • 作文や面接の得意不得意
  • 志望校の出願資格
  • 試験日程

を比べて選ぶことが重要です。

公立高校を受験するときの注意点

公立高校の入試制度は、 都道府県ごとに異なります。

帰国生への特別枠や配慮がある地域もあれば、 一般入試を基本とする地域もあります。

また、公立高校では、 入学時までにその都道府県へ居住することや、 保護者と同居することなどが 出願条件になる場合があります。

海外から直接受験する場合は、

  • 受験資格の事前審査が必要か
  • いつまでに転居すればよいか
  • 住民票はいつ必要か
  • 調査書をどの形式で提出するか
  • 帰国生への配慮があるか
  • 入試当日に日本へ滞在する必要があるか

を、帰国予定地の教育委員会へ早めに確認してください。

バンコク日本人学校の進路指導を活用する

バンコク日本人学校には高等部がないため、 中学部卒業後は生徒一人ひとりが進学先を選びます。

そのため、バンコク校内には 進路相談室が設置されています。

進路相談室には、

  • 各都道府県の公立高校入試情報
  • 帰国生を受け入れている学校の情報
  • 日本国内の私立高校の情報
  • 海外にある日本の高校の情報
  • タイ国内外のインターナショナルスクールの情報

などが用意されています。

また、学校からは進路通信が発行され、 バンコク校の中学部3年生を対象に 年2回の進路説明会が行われています。

例年、海外子女教育振興財団による 帰国生向けの学校説明会・相談会も開催されています。

学校公式情報は、 次のページで確認できます。

バンコク日本人学校公式「教育・進路指導」

バンコク日本人学校の進路担当には、 同じように帰国時期や高校受験で悩んだ家庭の事例が蓄積されています。 家族だけで結論を出す前に、 中学1年生や2年生の段階から相談することをおすすめします。

進路相談で伝えること

  • 帰国予定の都道府県
  • 帰国できる時期
  • 公立・私立の希望
  • 子どもの得意教科と苦手教科
  • 帰国生入試を希望しているか
  • 家族が別居できるか
  • 大学附属校、進学校、国際系などの希望
  • 寮のある学校も検討するか

条件を具体的に伝えるほど、 過去の事例や候補校を踏まえた相談がしやすくなります。

寮のある高校は選択肢になる?

寮のある高校や、 海外からの生徒を受け入れている学校もあります。

ただし、管理人が見てきた範囲では、 バンコク日本人学校の生徒の進路として、 寮のある高校を第一選択にする家庭は それほど多くない印象でした。

多くの家庭では、

  • 家族の本帰国に合わせて日本の高校へ進学する
  • 母子で先に帰国する
  • 親族宅などから通学する

という方法を検討していました。

ただし、

  • 父母ともに海外勤務を続ける
  • 帰国後の居住地が決まっていない
  • 希望する教育内容の学校が遠方にある
  • スポーツや専門分野に力を入れたい

といった家庭では、 寮のある高校が現実的な選択肢になります。

寮を選ぶ際は、 学力や進学実績だけでなく、

  • 休日の過ごし方
  • 長期休暇中の閉寮期間
  • 病気になったときの対応
  • スマートフォンや外出のルール
  • 寮費、食費、帰省費用
  • 海外在住の保護者との連絡体制

まで確認してください。

学年別に進めたい準備

中学1年生

  • 帰国予定時期を家族で仮決めする
  • 帰国する都道府県の公立入試制度を確認する
  • 帰国生入試を実施する学校を広く調べる
  • 学校の成績と英語資格を意識する
  • 進路相談室や担任へ早めに相談する

この段階では、志望校を一校に絞る必要はありません。

中学2年生で帰国する場合と、 中学3年生まで残る場合の両方を想定して 情報を集めます。

中学2年生

  • 母子帰国をするか具体的に判断する
  • 志望校候補を公立・私立に分ける
  • 各校の帰国生入試資格を確認する
  • 必要な試験科目を確認する
  • 一時帰国で学校説明会や文化祭へ参加する
  • 模試を受けて現在の学力を確認する
  • 必要に応じて塾やオンライン指導を始める

中学2年生は、 帰国時期を決める重要な時期です。

「周囲の家庭がどうしているか」ではなく、 志望校の制度から逆算して決めます。

中学3年生

  • 受験校と試験日程を確定する
  • 調査書や在学証明書の必要部数を確認する
  • 海外在勤証明書などの必要書類を準備する
  • 作文・面接用に海外経験を整理する
  • 受験時の航空券と滞在先を確保する
  • 公立高校の資格審査を早めに行う
  • 合格後の本帰国と住居を準備する

帰国生入試では、 学校の成績、調査書、作文、面接なども 合否判断に使われる場合があります。

受験勉強だけに偏らず、 バンコク日本人学校での授業や学校生活も 最後まで大切にしてください。

帰国時期を決めるチェックリスト

  • 帰国する都道府県は決まっているか
  • 第一志望は公立か私立か
  • 志望校に帰国生入試があるか
  • 日本人学校在籍でも帰国生資格を満たすか
  • 帰国後何年以内という条件があるか
  • 一般入試は何教科か
  • 帰国生入試は何教科か
  • 子どもは転校と本帰国のどちらを負担に感じるか
  • 母子帰国による別居が可能か
  • 日本での住居と通学先を準備できるか
  • 海外から学校見学や受験に行けるか
  • 進路担当へ相談したか

このチェック項目に答えられない段階で、 帰国時期だけを先に決めるのはおすすめしません。

本帰国の日程が見えてきたら

帰国時期が決まったあとは、 高校受験の準備だけでなく、 バンコク日本人学校の退学手続きや 日本の学校への転入準備も必要になります。

退学・必要書類・スクールバス・塾の終了から、 日本での初登校までを 50項目の時系列チェックリストにまとめました。

担任や日本側への連絡文例、 学費返金の注意点、 帰国直前7日間の確認項目まで入った 300円の実務noteです。

本帰国前チェックリスト50を見る →

よくある質問

中学生からバンコクへ行くと高校受験に不利ですか?

海外にいることだけで一律に不利になるわけではありません。

バンコク日本人学校では日本の学習指導要領に沿った授業を受けられ、 一般入試と帰国生入試の両方を検討できます。

ただし、志望地域の公立高校制度や 志望校の試験科目を早めに確認する必要があります。

中学2年生で帰国した方が安全ですか?

日本の一般入試、内申点、学校生活への適応を重視する家庭には 安心感のある方法です。

一方で、家族が別居する負担や、 中学校で転校する負担もあります。

中学3年生までバンコクにいても日本の高校を受験できますか?

バンコク日本人学校中学部の卒業見込みであれば、 日本国内の高校を受験できます。

ただし、公立高校の居住条件や資格審査、 私立高校の出願条件は個別に確認してください。

中学3年生まで残れば帰国生入試を利用できますか?

必ず利用できるわけではありません。

海外在住年数、帰国後の期間、 日本人学校在籍の扱いなどは学校ごとに異なります。 最新の募集要項で確認してください。

帰国生入試と一般入試はどちらが有利ですか?

子どもの得意分野と学校の試験方式によって異なります。

英語、作文、面接が強い子には帰国生入試が合う場合があります。 5教科をバランスよく学習している子は、 一般入試も有力な選択肢です。

寮のある高校を選ぶ家庭は多いですか?

管理人が見てきた範囲では、 寮のある学校を選ぶ家庭は少数派でした。

ただし、保護者が海外に残る場合や、 希望校が遠方にある場合には有力な選択肢です。

まず誰に相談すればよいですか?

バンコク日本人学校の担任や進路担当へ相談してください。

帰国時期、帰国予定地、希望する学校の種類を伝えると、 過去の事例や進路資料を基に相談しやすくなります。

まとめ

中学生でバンコクへ赴任しても、 日本の高校受験は可能です。

実際には、

  • 中学2年生ごろに母子で帰国して一般入試へ備える
  • 中学3年生までバンコク日本人学校に残る
  • 帰国生入試と一般入試の両方を検討する
  • 家庭の事情によって寮のある高校を検討する

という選択肢があります。

重要なのは、 「何年生で帰国する家庭が多いか」だけで決めないことです。

志望校の出願資格、試験科目、帰国期限、 公立高校の居住条件から逆算して帰国時期を決める 必要があります。

バンコク日本人学校には進路相談室があり、 帰国生受入校、公立高校、私立高校などの資料や 多くの進路事例が蓄積されています。

中学3年生になってから慌てるのではなく、 中学1年生または2年生の段階から進路担当へ相談することが、 最も安心できる準備です。

関連記事


この記事は、バンコクで教育に長く関わってきた管理人の経験と、 バンコク日本人学校、海外子女教育振興財団などの公開情報をもとに 作成した非公式記事です。 入試制度、帰国生資格、出願期間、試験科目、居住条件は 学校・都道府県・年度によって異なります。 受験前には必ず最新の募集要項を確認し、 志望校、教育委員会、在籍校の進路担当へ直接ご相談ください。

参考: バンコク日本人学校「教育・進路指導」 海外子女教育振興財団「帰国に向けて」 帰国生のための海外学校説明会・相談会

バンコク日本人学校へ高学年で転入して馴染める?おとなしい子の友人関係・勉強

先に結論

バンコク日本人学校は、 日本国内の一般的な学校と比べても、 転入生がなじみやすい環境だと考えられます。

保護者の転勤に伴う転出入が多く、 子どもたちも転入生を迎えることに慣れているからです。 高学年やおとなしい性格の子でも、 転入すること自体を必要以上に心配する必要はありません。

夫や妻の海外赴任が決まり、 子どもをバンコク日本人学校へ転入させることになったとき、 保護者が特に心配するのが、

  • 高学年からでも友達ができるのか
  • すでにできている仲良しグループへ入れるのか
  • おとなしい性格でもなじめるのか
  • 日本の学校との勉強の差はないのか
  • 転入したことを後悔しないか

という問題です。

学費、入学手続き、スクールバスなどは 公式サイトや案内資料で確認できます。

しかし、 「実際に子どもがクラスへ入った後、どうなるのか」 は、学校案内だけでは分かりにくい部分です。

この記事では、 バンコクで長く教育に関わってきた管理人の経験をもとに、 高学年で転入する子の友人関係、勉強、 おとなしい子への配慮について解説します。

バンコク日本人学校は転入生に慣れている

バンコク日本人学校の大きな特徴は、 児童生徒の転出入が多いことです。

保護者の海外赴任には任期があるため、

  • 年度の初めに転入してくる子
  • 学期の途中で転入してくる子
  • 数年間在籍して日本へ帰国する子
  • 別の国や地域へ転出する子

が毎年います。

日本国内の学校では、 転校生が学年に一人いるだけでも 注目を集めることがあります。

一方、バンコク日本人学校では、 子どもたちにとって、 新しい友達が転入してくることも、 仲のよい友達が帰国することも、 特別に珍しい出来事ではありません。

転入生であることを理由に、 「よそ者」として長く見られ続ける可能性は、 比較的低い環境だと考えられます。

クラスの子どもたちも、

  • 転入生へ学校のルールを教える
  • 教室や特別教室を案内する
  • 休み時間に声をかける
  • スクールバスの使い方を教える

といった関わりに慣れていることが多いです。

もちろん、すべての子が転入直後から すぐに親友をつくれるわけではありません。

それでも、 「転入生であること自体が大きな壁になりにくい」 という点は、 バンコク日本人学校の安心材料です。

高学年からでも馴染める?

小学5年生や6年生になると、 すでに仲良しグループができているため、 低学年より転入が難しいのではないかと 心配する保護者もいます。

確かに、高学年では、

  • 友人関係がある程度固まっている
  • 子ども同士の会話が複雑になる
  • 周囲の目を気にするようになる
  • 自分から話しかけることを恥ずかしがる

といった難しさがあります。

これはバンコク日本人学校に限らず、 日本国内の学校へ転校するときにも起こり得ます。

しかし、バンコク日本人学校では、 高学年の子どもたちも、 自分自身が転入してきた経験をもっていたり、 友達の転入や帰国を何度も経験していたりします。

そのため、 新しく入った子へ声をかける必要性を理解している子が比較的多い と考えられます。

馴染むきっかけは教室だけではない

バンコクでは、 友達をつくるきっかけが クラス内だけとは限りません。

  • 同じスクールバス
  • 同じコンドミニアム
  • 塾や習い事
  • 兄弟姉妹を通じたつながり
  • 保護者同士のつながり

から友達関係が広がることもあります。

特に、同じコンドミニアムに 同じ学校の子が住んでいる場合は、 登下校や放課後の時間を通して 自然に関係をつくりやすくなります。

おとなしい子でも大丈夫?

おとなしい子、慎重な子、 自分から積極的に話しかけない子の場合、 新しい環境へ慣れるまでに 少し時間がかかることはあります。

ただし、 おとなしい性格だから バンコク日本人学校に合わないということではありません。

管理人が見てきた範囲では、 バンコク日本人学校は、 子ども同士の違いが比較的受け入れられやすい環境 でした。

学校には、

  • 日本各地から転入してきた子
  • 別の国で暮らした経験のある子
  • 複数の文化や言語環境で育った子
  • タイで長く生活している子
  • 海外生活が初めての子

など、さまざまな背景の子どもがいます。

日本国内の一つの地域で 幼い頃から同じ仲間と育った集団よりも、 「人によって育った場所や家庭環境が違う」 ことが自然に受け止められやすい面があります。

おとなしい子が必ずすぐ馴染めると断言はできません。 ただ、転入生や異なる背景の子が珍しくないため、 「周囲と少し違うこと」が大きな問題になりにくい環境です。

無理に積極的な子に変えなくてよい

保護者が心配するあまり、

  • 自分から話しかけなさい
  • 休み時間は必ず外へ行きなさい
  • 早く友達をつくりなさい
  • もっと明るく振る舞いなさい

と求めすぎると、 子どもにとって転入がさらに負担になる場合があります。

一人で教室や学校の様子を観察する時間も、 新しい環境を理解するために必要な時間です。

最初は特定の一人と話せるだけでも十分です。

友達の人数ではなく、 学校に安心して行けているか を見てください。

勉強は日本の学校と同じレベル?

学習面については、 日本の学校から転入する場合、 大きな段差は生じにくいと考えられます。

バンコク日本人学校は、 日本の文部科学省が定める 学習指導要領に基づいて教育課程を編成しています。

日本の教員免許をもつ教員が、 日本語と日本の教科書を使って授業を行い、 日本国内との教育内容や教育レベルの差を できるだけ生じさせない方針です。

詳細は学校公式サイトの 「本校について」 で確認できます。

そのため、日本国内の小学校から転入する場合は、

  • 学習する教科
  • 教科書の内容
  • 学年ごとの学習事項
  • 授業で使う日本語

に根本的な違いはありません。

教科書会社が違う場合は進み方にずれがある

日本国内でも、 地域や学校によって使用する教科書会社が異なります。

同じ学習指導要領でも、 単元を学ぶ順番が少し違う場合があります。

例えば、 前の学校ではまだ扱っていない単元が バンコク日本人学校ではすでに終わっている、 ということはあり得ます。

これは学力の差ではなく、 教科書や年間指導計画の順番の違いです。

転入前に、

  • 現在使っている教科書
  • 学習済みの単元
  • まだ学習していない単元
  • 苦手な教科

を学校へ伝えておくと安心です。

学力の高い子が多く見える理由

管理人が教育に関わっていた時期には、 中学受験や高校受験を予定し、 進学塾へ通っている子も多くいました。

そのため、 クラスの中に、

  • 学校より先の内容を学んでいる子
  • 受験問題に取り組んでいる子
  • 日本の模試を受けている子
  • 帰国後の進学先を早くから考えている子

がいることがあります。

周囲に学力の高い子がいると、 転入直後は自分だけ遅れているように 感じるかもしれません。

しかし、 それは学校の授業水準が 日本より極端に高いという意味ではありません。

学校の授業と、受験のために塾で進めている学習は分けて考える 必要があります。

日本の学校の授業をおおむね理解できていた子であれば、 「バンコク日本人学校へ行くと急についていけなくなる」 と過度に心配する必要はありません。

保護者の見守りが子どもの適応を支える

海外赴任へ帯同する家庭では、 保護者が子どもの学校生活や交友関係を 比較的近くで見守っているケースもあります。

管理人が見てきた当時は、

  • 同じコンドミニアムの保護者同士で情報を共有する
  • スクールバスの乗降時に子どもの様子を確認する
  • 放課後の遊びや習い事を保護者が調整する
  • 困ったときに学校へ早めに相談する

といった姿も見られました。

ただし、 現在の家庭の働き方や生活状況はさまざまです。

「駐在家庭だから必ず保護者の時間に余裕がある」 とは限りません。

大切なのは、 子どもの様子を毎日細かく問い詰めることではなく、

  • 話したくなったときに聞ける状態をつくる
  • 食欲や睡眠の変化を見る
  • 学校へ行く前の表情を見る
  • 担任と必要な情報を共有する

ことです。

転入前にしておきたい準備

1.子どもの不安を具体的に聞く

「バンコクへ行くのが嫌」 という言葉だけで終わらせず、

  • 今の友達と離れること
  • 新しいクラスへ入ること
  • タイでの生活
  • 勉強についていけるか
  • 英語やタイ語が分からないこと
  • スクールバスに乗ること

のどれが不安なのかを聞きます。

不安の内容が分かれば、 必要な準備も具体的になります。

2.前の学校の学習状況を整理する

転校前の学校から受け取る書類に加え、

  • 使っている教科書
  • 学習した単元
  • 苦手な教科や単元
  • 配慮してもらっていたこと

を簡単に整理しておきます。

3.無理に「楽しみ」に変えようとしない

保護者が励ますつもりで、

  • 絶対楽しいよ
  • すぐ友達ができるよ
  • タイへ行けてうらやましい

と言い続けると、 子どもが不安を言い出しにくくなる場合があります。

「不安になるのは普通だよ」 と認めた上で、 一緒に準備する方が安心につながります。

4.住居とスクールバスも確認する

友人関係は、 クラスだけでなく、 同じコンドミニアムやスクールバスから 始まることもあります。

住居を決める際は、

  • 同じ学校の子が住んでいるか
  • バスの乗車時間
  • 放課後に子ども同士で交流できる環境か
  • 塾や習い事へ通いやすいか

も確認するとよいでしょう。

転入準備を一つずつ確認したい方へ

高学年での転入では、子どもの気持ちへの準備だけでなく、 必要書類・教科書・スクールバス・学用品・受付日の確認など、 家庭側で同時に進める手続きも多くあります。

「何を、いつまでに準備すればいいか」を確認できるよう、 転入決定から初登校までを 50項目に整理したチェックリストを用意しています。 有料note(300円)です。

転入前チェックリスト50を見る →

転入後に注意したいサイン

転入直後に疲れたり、 口数が少なくなったりすることは珍しくありません。

新しい学校だけでなく、 住居、気候、食事、移動方法など、 生活全体が変わるからです。

ただし、次の状態が長く続く場合は、 担任や学校へ相談してください。

  • 毎朝強く登校を嫌がる
  • 食欲や睡眠が大きく変わった
  • 頭痛や腹痛を繰り返す
  • 休み時間をいつも一人で過ごしている
  • 特定の子やスクールバスを強く怖がる
  • 授業が全く分からないと訴える
  • 以前好きだったことを楽しめなくなった

問題が大きくなってからではなく、 「少し気になる」という段階で 学校へ伝えることが重要です。

学校公式サイトでは、 在校生の学習・生活相談や、 特別な配慮に関する相談窓口も案内されています。

最新の相談方法は、 バンコク日本人学校公式サイトの学校概要・連絡先 を確認してください。

よくある質問

高学年から転入すると友達ができませんか?

高学年は低学年より友人関係が固まっている場合がありますが、 バンコク日本人学校は転出入が多く、 転入生を迎えることに慣れている環境です。

同じクラスだけでなく、 スクールバス、コンドミニアム、 塾や習い事から友達ができることもあります。

おとなしい子はいじめられませんか?

性格だけを理由に いじめが起きないと断言することはできません。

ただし、転入生や異なる文化的背景をもつ子が珍しくないため、 違いに対して比較的寛容な環境だと管理人は感じています。

心配な様子がある場合は、 早めに担任へ相談してください。

日本の学校より勉強が難しいですか?

学校の教育課程は、 日本の学習指導要領に基づいています。

ただし、教科書会社や単元の順番が違うことで、 一時的な学習の抜けが生じる場合があります。

また、受験のために塾で先取りしている子もいるため、 周囲の子が非常に進んで見えることがあります。

英語やタイ語が話せなくても大丈夫ですか?

通常の教科学習は日本語で行われるため、 入学時点で英語やタイ語が話せなくても、 学校の授業そのものに大きな支障はありません。

一方、学校外の生活では、 英語やタイ語に触れる場面があります。 必要な表現は生活しながら少しずつ覚えていけばよいでしょう。

まとめ

バンコク日本人学校へ 高学年で転入することを、 必要以上に心配する必要はありません。

バンコク日本人学校には、

  • 保護者の転勤による転出入が多い
  • 転入生を迎えることに慣れている
  • さまざまな文化や生活経験をもつ子がいる
  • 日本の学習指導要領に沿って授業が行われる
  • スクールバスや住居を通じた友人関係もある

という特徴があります。

おとなしい子の場合は、 馴染むまで少し時間がかかることもあります。

しかし、早く友達をつくらせようと焦るよりも、 子どもが学校で安心して過ごせているかを 丁寧に見守ることが大切です。

入学・編入手続きも確認する

 バンコク日本人学校の入学・編入完全ガイド 

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この記事は、バンコクで教育に長く関わってきた管理人の経験と、 バンコク日本人学校が公開している情報をもとに作成した非公式記事です。 子どもの適応には個人差があり、すべてのケースを保証するものではありません。 心配なことがある場合は、入学・編入前または転入後に学校へ直接ご相談ください。

バンコク日本人学校の子に塾は必要?受験・補習・不登校別に解説

※この記事は、バンコクで教育や学習塾の運営に長く関わった管理人の経験をもとに作成しています。

先に結論

バンコク日本人学校の子どもが、 全員塾へ通う必要はありません。

ただし、受験、学校の補習、日本語の読み書き、 不登校中の学習など、 目的がはっきりしている場合は、塾や個別指導が大きな助けになります。

バンコク日本人学校へ入学すると、 保護者同士の会話の中で、

  • どこの塾へ通っているのか
  • 何年生から塾へ入れるのか
  • 中学受験や高校受験をするのか
  • 塾へ行かないと勉強が遅れるのか

といった話題が出ることがあります。

周囲に通塾している子が多いと、 「うちの子も行かせなければならないのでは」 と不安になるかもしれません。

しかし、塾が必要かどうかは、 友達が通っているかではなく、

  • 受験をするのか
  • 学校の授業を理解できているか
  • 家庭学習ができているか
  • 日本語の読み書きに不安があるか
  • 集団での学習が合っているか

で判断する必要があります。

バンコクで塾へ通う子が多い理由

1.中学受験・高校受験を考える家庭が多い

管理人がバンコクの教育に関わっていた時期には、 中学受験や高校受験を考える家庭が多く、 進学塾へ通う子も珍しくありませんでした。

帰国後に、

  • 難関私立中学校
  • 帰国生を受け入れている中学校・高校
  • 寮のある学校
  • 国際教育に力を入れている学校
  • 大学附属校

などを目指す家庭もあります。

日本人学校の授業は、 日本の学習指導要領に沿って行われますが、 受験問題の対策まで学校がすべて行うわけではありません。

そのため、受験を考える家庭では、 塾で先取り学習、応用問題、模試、 志望校別対策などを進めるケースがあります。

バンコクで塾へ通う子が多いからといって、 全員が学校の授業についていけないわけではありません。 受験準備のために通っている子も多いということです。

2.放課後に子どもだけで遊びに行きにくい

バンコクでは、 日本の住宅地のように、 子どもだけで近所の公園や友達の家へ 自由に行き来することが難しい場合があります。

交通量が多く、歩道が歩きにくい場所もあり、 放課後の移動は保護者の送迎や 塾・習い事の送迎車が前提になりやすいからです。

そのため、放課後の時間を、

  • 学習塾
  • 英語
  • 水泳
  • サッカー
  • 音楽
  • ダンス
  • 空手などのスポーツ

といった習い事で過ごす家庭も多く見られました。

つまり、バンコクで習い事が多い理由は、 学力を上げるためだけではありません。

子どもが安全に過ごせる放課後の活動場所 という意味もあります。

塾が必要になりやすい4つのケース

ケース1.中学受験・高校受験を考えている

受験をする場合は、 進学塾を検討する意味があります。

特に、

  • 受験科目が複数ある
  • 志望校別の問題演習が必要
  • 帰国生入試の情報が必要
  • 作文や面接の対策が必要
  • 日本の受験生と比較した学力を知りたい

という場合は、 家庭だけで準備するのが難しくなります。

進学塾では、 授業だけでなく、 模試、進路情報、受験日程、 出願方法などの情報も得られます。

一方で、受験塾は、 授業の速度や宿題量が多い場合があります。

子どもの学力や生活時間に合わないまま入塾すると、 学校の宿題と塾の宿題の両方が 中途半端になることもあります。

ケース2.学校の授業についていくのが難しい

塾は、成績の高い子だけが通う場所ではありません。

管理人が学習塾に関わっていた際には、

  • 算数の基礎が抜けている
  • 漢字が覚えられない
  • 文章題の意味を読み取れない
  • 家庭で宿題を進められない
  • 前の学年の内容まで戻る必要がある

といった子どもの補習を求める家庭もありました。

この場合は、 難しい問題を先取りする進学塾よりも、

  • 少人数の補習塾
  • 個別指導
  • 家庭教師
  • 学年を戻って学べるオンライン教材

の方が合う可能性があります。

学校の成績が低いという理由だけで、 難度の高い受験塾へ入れると、 分からない内容がさらに増えることがあります。 まず、どの学年のどの単元で困っているかを確認することが重要です。

ケース3.家庭内で複数の言語を使っている

日本人学校には、 日本とタイなど、 複数の国や文化にルーツをもつ子どもも通っています。

ここで注意したいのは、 国籍や家庭環境だけで、子どもの学力を判断してはいけない ということです。

複数の言語を使って育った子の中には、 日本語の日常会話には困らなくても、

  • 漢字の読み書き
  • 教科書の長い文章
  • 算数の文章題
  • 理科や社会の専門的な言葉
  • 自分の考えを文章で書くこと

で難しさを感じる場合があります。

日常会話で使う日本語と、 学校の授業で使う日本語は同じではないからです。

この場合は、 単に問題集をたくさん解かせるよりも、

  • 文章を一緒に読む
  • 言葉の意味を確認する
  • 短い文章を書く
  • 漢字を文の中で使う
  • 問題文を自分の言葉で説明する

といった日本語と教科学習を組み合わせた支援が必要です。

集団塾より、 少人数指導や個別指導の方が合う子もいます。

ケース4.不登校や集団生活への不安がある

バンコクでも、 学校へ行きにくくなる子どもは一定数います。

不登校になると、 保護者は学校生活だけでなく、 学習の遅れも心配になります。

ただし、不登校の子に対して、 すぐに集団塾へ通わせればよいとは限りません。

教室へ入ることや、 大人数の中で過ごすこと自体に 強い負担を感じている場合があるからです。

そのような場合は、

  • 自宅での家庭教師
  • 1対1の個別指導
  • オンライン授業
  • 短時間から始められる学習支援
  • 本人の興味を生かした学習

などが選択肢になります。

最初から学校の進度へ追いつかせようとせず、 生活リズムや本人の安心を優先しながら、 無理のない量から始めることが大切です。

子どもに合う授業形式

授業形式 向いている目的 注意点
集団進学塾 中学・高校受験、模試、競争環境 授業速度と宿題量を確認
少人数補習 学校の復習、基礎学力、学習習慣 子どもが質問できる人数か確認
個別指導 苦手科目、日本語支援、個別の受験対策 講師1人が何人を見るか確認
家庭教師 不登校、外出が難しい、完全な個別対応 指導経験、相性、安全面を確認
オンライン 送迎時間の削減、日本の塾の受講 自宅で集中できるか確認

塾を始めるタイミング

塾を始める学年に、 全員共通の正解はありません。

目的別に考えると、 次のタイミングが一つの目安になります。

受験を考えている場合

帰国時期や受験時期が決まった段階で、 早めに情報を集めます。

志望校によって必要な科目、 入試方式、作文、面接などが異なるため、 最初に受験までの計画を立てる必要があります。

学校補習が必要な場合

テストの点数だけでなく、

  • 宿題に非常に長い時間がかかる
  • 前に習った内容を毎回忘れている
  • 文章題を読まずに諦める
  • 授業の内容を説明できない
  • 家庭で親子げんかになる

といった状態が続いたときが、 学習支援を検討するタイミングです。

日本語の読み書きに不安がある場合

学年が上がるほど、 教科書の文章と専門用語は難しくなります。

日常会話ができるから大丈夫と考えず、 音読、漢字、文章理解、作文の様子を確認してください。

不登校の場合

まずは本人が安心して生活できることが優先です。

学習を始める場合も、 1回30分、好きな教科だけなど、 続けられる量から始めます。

塾選びで避けたい5つの失敗

1.友達が通っているという理由だけで決める

同じ学年でも、 受験目的と補習目的では必要な授業が違います。

2.成績が低い子を、すぐ進学塾へ入れる

まず基礎のどこでつまずいているかを確認します。

3.日本語の難しさを、能力の低さと決めつける

内容は理解できていても、 問題文や教科用語が分からない場合があります。

4.不登校の子に勉強を詰め込む

学習量より、 安心できる人間関係と生活の安定を優先します。

5.送迎時間を考えずに決める

バンコクでは、 距離が近くても渋滞によって移動時間が長くなることがあります。

授業時間だけでなく、 自宅を出る時間、帰宅時間、夕食、睡眠まで含めて判断してください。

塾が必要か確認するチェックリスト

次の項目に複数当てはまる場合は、 塾、個別指導、家庭教師などを比較してもよいでしょう。

  • 受験予定が決まっている
  • 学校の授業を理解できていない
  • 前学年の内容に大きな抜けがある
  • 家庭学習が毎日親子げんかになる
  • 日本語の読み書きに不安がある
  • 集団授業では質問できない
  • 不登校で学習機会が減っている
  • 家庭だけでは受験情報を集めにくい

反対に、

  • 学校の授業を理解できている
  • 家庭学習の習慣がある
  • 当面は受験予定がない
  • 放課後の時間を十分に楽しめている

のであれば、 周囲が通っているという理由だけで 急いで入塾する必要はありません。

まとめ

バンコク日本人学校の子どもに 塾が必要かどうかは、 一律には決められません。

バンコクでは、

  • 中学・高校受験を考える家庭が多い
  • 放課後に子どもだけで遊びに行きにくい
  • 学校補習を必要とする子がいる
  • 複数言語環境の子に日本語支援が必要な場合がある
  • 不登校の子に個別指導や家庭教師が求められる

といった事情があります。

大切なのは、 有名な塾へ入れることではありません。

子どもが現在何に困っているのかを明確にし、 その目的に合った学習方法を選ぶこと です。

バンコクの塾を具体的に比較したい方へ

バンコク日本人学校生が通う塾|料金・特徴・選び方

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この記事は、バンコクで教育・学習支援に関わった管理人の経験をもとに作成した非公式記事です。 子どもの学習状況や必要な支援は一人ひとり異なります。 入塾前には体験授業や面談を利用し、授業内容、費用、送迎方法、子どもとの相性をご確認ください。

バンコク日本人学校のメリット・デメリット|向いている家庭・合わない家庭

※2026年7月更新

バンコクで子どもの学校を選ぶとき、 バンコク日本人学校へ通わせるべきか、 インターナショナルスクールなどを選ぶべきか、 迷う家庭は少なくありません。

日本人学校について調べると、

  • 日本の教育を受けられるから安心
  • 英語が伸びにくいのではないか
  • 学費が高い
  • 帰国後の転校が楽
  • 規模が大きくて心配

など、さまざまな口コミや評判が出てきます。

ただし、同じ学校でも、 子どもの日本語力、性格、学年、帰国予定、 家庭の考え方によって評価は変わります。

先に結論

バンコク日本人学校は、 日本への帰国を予定し、日本語による教育を継続したい家庭 にとって、有力な選択肢です。

一方で、英語環境を最優先したい家庭、 日本語での通常授業が難しい子ども、 学費や長時間通学が大きな負担になる家庭には、 合わない可能性があります。

この記事では、 バンコク日本人学校のメリットだけでなく、 入学後に「想像と違った」とならないためのデメリットも、 できるだけ具体的に整理します。

学費、入学手続き、バス、制服などの基本情報を先に確認したい方は、

【2026年版】バンコク日本人学校完全ガイド

をご覧ください。