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バンコク日本人学校の特別支援教育|なかよし学級・通級・不登校支援を解説

バンコク日本人学校の特別支援教育となかよし学級・通級・不登校支援を紹介する画像

バンコクへの赴任が決まり、子どもの学校を考えている家庭の中には、

  • 日本で特別支援学級に在籍している
  • 通級指導を受けている
  • 発達面や学習面に少し不安がある
  • 集団生活が苦手
  • 別室登校や短縮登校をしている
  • 不登校・行き渋りがある
  • 日本語での学習に不安がある

といった事情から、

「バンコク日本人学校で受け入れてもらえるのだろうか」

と心配している方もいると思います。

先に知っておきたいのは、バンコク日本人学校の特別支援教育は、単に「診断のある子だけ」を対象にしたものではないということです。

先に結論

・診断がなくても、学校生活に配慮が必要なら事前相談できる
・通常学級内での支援だけでなく、なかよし学級や通級等の仕組みがある
・不登校や行き渋り、日本語学習への支援も行われている
・ただし、日本国内とまったく同じ支援体制ではない
・希望した支援を必ず受けられるとは限らない
・支援が必要な可能性がある場合は、通常の編入申込みより前に相談することが重要

この記事では、2026年9月時点の学校公式情報をもとに、バンコク日本人学校の支援体制と、入学・編入前に家庭が確認しておきたいポイントを整理します。

バンコク日本人学校の特別支援教育とは?

「特別支援教育」と聞くと、特別支援学級に在籍している子どもだけをイメージするかもしれません。

しかし、バンコク日本人学校では、医学的な診断名の有無だけで判断するのではなく、学校生活を送るうえで個別の配慮や支援が必要かどうかという視点で考えています。

たとえば、現在の学校公式案内では、次のようなケースも相談の対象として示されています。

  • 発達検査などで発達に関する指摘を受けた
  • 特別支援学級や通級を勧められたことがある
  • コミュニケーション面の支援を受けている
  • 集団活動の際にサポートする先生がついている
  • 別室登校や短縮登校をしている

これらに当てはまらなくても、

「今は通常学級だけれど、海外への転校で環境が大きく変わるのが心配」

という段階から相談できます。

どんな支援がある?主な6つの仕組み

バンコク日本人学校では、一つの支援方法だけではなく、子どもの状態に応じて複数の支援が行われています。

支援 主な内容
通常学級内での支援 担任や教科担当を中心に、学習面・生活面について個別の配慮を行います。
なかよし学級 特別な支援が必要な児童生徒のための特別支援学級です。通常学級との交流も行われます。
えがお教室 通常学級に在籍しながら、困り感に応じた指導やソーシャルスキルトレーニング等を受ける仕組みです。
日本語教室・日本語指導 国際結婚家庭やインター校等からの編入など、日本語で学ぶことに困難がある児童生徒への支援です。
スクールカウンセラー 友人関係、不登校、発達面、親子関係などについて、児童生徒や保護者が相談できます。
ふれあいルーム 不登校や行き渋り、教室で長時間過ごすことが難しい児童生徒の学校生活を支援します。

つまり、

「通常学級か特別支援学級か」の二択だけではありません。

通常学級で生活しながら一部の時間だけ支援を受ける、別の場所を利用しながら教室復帰を目指すなど、子どもの状況に応じた支援があります。

なかよし学級とは?

「なかよし学級」は、バンコク校に設置されている特別支援学級です。

一人ひとりの教育的ニーズに応じて、少人数で学習したり、通常学級で友達と一緒に活動したりします。

以前は小学部のみでしたが、その後支援体制が拡充され、現在は中学部にもなかよし学級が設置されています。

ただし、ここで非常に重要なのが、

「希望すれば必ずなかよし学級へ入れる」という制度ではない

という点です。

学校側が子どもの状態、必要な支援、施設、安全面、現在の受入体制などを確認したうえで、就学先を検討します。

日本で支援学級に在籍していても編入できる?

日本で特別支援学級に在籍しているからといって、それだけでバンコク日本人学校へ編入できないわけではありません。

一方で、

日本で支援学級にいたから、自動的にバンコクでもなかよし学級へ入れるわけでもありません。

学校公式では、なかよし学級への入級を希望する場合、相談の過程でWISC等の知能検査結果の提出が求められています。

そのうえで本人・保護者が学校へ行き、保護者面談や本人の体験・面接等を経て、校内の就学指導委員会で検討されます。

ここが重要です。

日本の在籍校を先に退学してから相談するのではなく、支援が必要な場合は、できるだけ早くバンコク日本人学校へ相談しておく方が安全です。

診断がない場合も相談してよい?

はい。

学校公式でも、診断の有無にかかわらず相談できることが明記されています。

たとえば、

  • 授業中に席を離れることが多い
  • 集団活動に入りづらい
  • 音や刺激に強く反応する
  • 学習の一部だけ極端に苦手
  • 環境が変わると強い不安が出る
  • 学校へ行けない日が増えている

など、保護者として気になることがあるなら、診断がつくまで待つ必要はありません。

反対に、すでに診断されている病名や特性がある場合は、申込み時に学校へ伝える必要があります。

「伝えると入学できなくなるのでは」と隠すよりも、入学後に必要な支援ができるかを事前に確認することの方が、子どもにとって重要です。

通常学級を希望していても相談は必要?

必要な場合があります。

「特別支援学級を希望していないから関係ない」と考えない方がよいでしょう。

学校公式では、通常学級を希望していても、子どもにとって適切な就学先や安全面、学校の支援体制などを検討した結果、特別支援学級への入級を提案することがあるとしています。

反対に、なかよし学級を希望していても、学校側が通常学級での就学が適切だと判断する場合もあります。

家庭側が先に学級を決めるのではなく、

「この子には学校生活のどこで支援が必要なのか」

を学校と共有するところから始めると考えた方がよいでしょう。

相談から編入までの流れ

支援が必要な可能性がある場合は、通常の編入申込みだけを先に進めるのではなく、まずサポート相談を行います。

  1. サポート相談フォームから事前相談
  2. メール等で現在の状況を伝える
  3. 相談会・体験会の案内を受ける
  4. 保護者面談・本人の体験や面接を受ける
  5. 校内で就学について検討
  6. 結果を確認してから入学・編入申込みへ進む

学校公式によると、就学についての検討後、結果の連絡まで1か月ほどかかる場合があります。

また、相談開始の目安として、通常の編入申込み締切の2~3週間前までのできるだけ早い相談が案内されています。

赴任が決まった家庭へ

支援が必要な可能性がある場合は、航空券、住居、現在の学校の退学手続きだけを先に確定させず、早い段階で学校へ相談しておくことをおすすめします。

バンコク日本人学校公式「お子様のサポートについてのご相談」

相談前に家庭で整理しておくとよいこと

学校へ相談するとき、「発達が少し心配です」だけでは、必要な支援が伝わりにくいことがあります。

次のような情報を整理しておくと、学校側も状況を把握しやすくなります。

  • 現在どの学級に在籍しているか
  • 通常学級・支援学級・通級の利用状況
  • 現在受けている具体的な配慮
  • 一人でできること、手助けが必要なこと
  • 集団活動で困りやすい場面
  • 学習で特に困っている教科や活動
  • 別室登校や短縮登校の有無
  • 現在の担任から伝えられていること
  • 発達検査・知能検査等を受けたことがあるか
  • 医療機関や専門機関を利用しているか

個別の教育支援計画、個別の指導計画、検査結果などを持っている場合は、すぐ確認できるようにしておくとよいでしょう。

不登校・行き渋りの場合は?

バンコク日本人学校には「ふれあいルーム」があります。

不登校や行き渋り傾向がある子、在籍学級に不安があり、教室で学習・活動することが難しい子に対して、学校生活への参加を支えるための場所です。

またスクールカウンセラーへの相談も行われています。

そのため、

「毎日朝から最後まで普通教室へ行けなければ通えない」

と単純に考える必要はありません。

ただし、ふれあいルームを希望すれば必ず自由に利用できる、という意味ではありません。

学校の人員や支援体制、本人の状態を確認しながら対応が決まります。

日本語が弱い子への支援もある

特別支援教育というと発達面だけを想像しがちですが、バンコク日本人学校では、日本語で学ぶことへの困難も支援対象として考えています。

国際結婚家庭やインターナショナルスクール等から編入した子どもの中には、日常会話は日本語でできても、

  • 教科書を読む
  • 漢字を書く
  • 説明文を理解する
  • 自分の考えを文章にする
  • 理科や社会の専門用語を理解する

といった「学習のための日本語」で苦労する場合があります。

学校では日本語教室や日本語指導も行われています。

ただし、バンコク日本人学校自体は日本語をゼロから学ぶための日本語学校ではありません。

入学条件や必要な日本語力については、こちらも確認してください。

バンコク日本人学校の入学・編入条件|国籍・ビザ・日本語力・定員

日本の学校と同じ支援が受けられるとは限らない

ここは、赴任前に特に理解しておきたい部分です。

バンコク日本人学校は特別支援教育を充実させていますが、日本国内の公立学校とまったく同じ制度・人員配置ではありません。

在外教育施設であるため、人的資源や設備には限りがあります。

学校公式でも、支援員など日本国内では利用できる人的支援が同じようには確保できないことが説明されています。

確認したいこと 考え方
支援学級はある? なかよし学級がある
通常学級で配慮してもらえる? 支援は行われるが、対応できる内容は個別に確認が必要
通級はある? えがお教室等の支援がある
不登校支援はある? ふれあいルームやカウンセラー等の支援がある
希望した支援を必ず使える? 人員・定員・本人の状態等によって利用できない場合もある

受入れが難しい場合もある

学校公式では、海外にある学校という事情から、日本と同じ専門スタッフや設備を確保することが難しく、子どもの状態によっては受入れが難しい場合があることも明記されています。

例として挙げられているのが、

  • 日常的な医療行為が必要
  • 生活全般で介助が必要
  • 言葉によるコミュニケーションが非常に難しい
  • 集団生活が非常に難しい

といったケースです。

これは「障がいがあるから入れない」という意味ではありません。

現在の学校設備と支援体制で、安全に学校生活を送れるかを個別に判断するということです。

なかよし学級が満員の場合は?

なかよし学級には定員があります。

受入可能人数を超えた場合は、ウェイティングリストとなり、日本などで待機する場合があります。

また学校公式では、入級の順番は単純な「最初に問い合わせた順」ではなく、各学期の正式な編入学申込み順で扱われることが説明されています。

そのため、

「数か月前に一度相談したから席を確保できている」

とは考えない方がよいでしょう。

相談後に案内された正式な手続きと申込み時期まで、必ず確認してください。

赴任前に最も大切なこと

特別な配慮を必要とする可能性がある家庭で、最も避けたいのは、

「タイへ引っ越してから、初めて学校へ相談する」ことです。

特に、

  • 日本で特別支援学級に在籍中
  • 通級を利用中
  • 支援員がついている
  • 別室登校・短縮登校をしている
  • 不登校・行き渋りが続いている
  • 継続的な医療的・生活上の支援が必要

という場合は、赴任決定後の早い段階で相談する方が安心です。

子どもの学校生活が成立するかどうかは、住居や引越しよりも重要な問題です。

「入れるか」だけではなく、「入ったあと、その子が無理なく学校生活を続けられるか」まで確認する。

これが、支援が必要な子どもの海外転校では最も重要です。

よくある質問

発達障害の診断がなくても相談できますか?

できます。学校公式でも、診断の有無にかかわらず、個別の配慮が必要か迷う段階から相談するよう案内されています。

日本で通常学級なら相談しなくても大丈夫ですか?

必ずしもそうとは限りません。現在、通級、別室登校、短縮登校、学習面の個別配慮などを受けている場合は、通常学級在籍でも事前に伝えておく方がよいでしょう。

日本で支援学級なら、なかよし学級に入れますか?

自動的に決まるわけではありません。本人の状態、検査結果、面談・体験、学校の支援体制や定員などを踏まえて判断されます。

中学生にも特別支援学級はありますか?

現在は中学部にもなかよし学級が設置されています。

不登校の子でも相談できますか?

できます。学校ではふれあいルームやスクールカウンセラーなどを活用した支援も行われています。ただし、利用方法は本人の状態と学校の支援体制を踏まえて決まります。

支援が必要だと入学を断られますか?

支援が必要という理由だけで一律に判断されるわけではありません。ただし、安全面や設備、人的支援などから学校での受入れが難しいと判断される場合はあります。

まとめ

バンコク日本人学校では、障がいの有無だけでなく、学校生活の中で困り感を抱える児童生徒を広く支援対象として考えています。

  • 通常学級内での支援
  • なかよし学級
  • えがお教室
  • 日本語教室・日本語指導
  • スクールカウンセラー
  • ふれあいルーム

など、支援方法は一つではありません。

一方で、海外の日本人学校という事情から、日本国内とまったく同じ支援体制ではなく、定員や人員、施設、安全面によって受入れや利用できる支援に制限が生じる場合があります。

だからこそ、

「診断が出てから」でも「タイへ着いてから」でもなく、気になることがある段階で早めに相談すること

が重要です。

一般的な入学・編入手続きについては、こちらの記事で申込みから初登校まで順番にまとめています。

【2026年版】バンコク日本人学校の入学・編入完全ガイド|必要書類・教科書・手続き

この記事は、2026年9月時点でバンコク日本人学校が公開している情報をもとに作成した非公式記事です。 支援内容、受入条件、定員、相談方法等は変更される可能性があります。 入学・編入を検討する際は、必ず学校公式サイトの最新情報をご確認ください。

参考: バンコク日本人学校「お子様のサポートについてのご相談」 「入学・編入学要項」 「よくあるご質問」

【2026年版】バンコク日本人学校の入学・編入完全ガイド|必要書類・教科書・手続き

※2026年7月更新

バンコク日本人学校への入学・編入が決まったものの、

  • いつ申し込めばよいのか
  • どのような書類が必要なのか
  • 日本で何を準備すればよいのか
  • 教科書は学校でもらえるのか
  • スクールバスは別に申し込むのか

など、分からないことが多い家庭もあると思います。

バンコク日本人学校への編入は、 日本国内の公立学校間の転校とは手続きが異なります。

日本の学校から移る場合は、 前籍校を「退学」し、 バンコク日本人学校へ 「編入学」する扱いになります。

先に結論

入学・編入の準備では、 学校へのオンライン申込みだけでなく、 前籍校の退学書類、教科書、学費、通学手段を並行して準備すること が重要です。

この記事では、2026年度の学校公式情報を基に、 申込みから初登校までの流れを順番にまとめます。

教育費全体を先に確認したい方へ

【2026年版】バンコク日本人学校の年間教育費 では、入学金、授業料、スクールバス、塾などを含めた費用をまとめています。 

高学年からの転入や友人関係が心配な方へ

転入生が馴染みやすい理由、 おとなしい子の友人関係、 日本との学習面の違いについては、  バンコク日本人学校へ高学年で転入して馴染める? で詳しく解説しています。 

入学・編入手続きの全体像

一般的な手続きは、次の順で進みます。

  1. 学校公式サイトで年間スケジュールを確認する
  2. オンラインで入学・編入を申し込む
  3. 前籍校へ退学を申し出て必要書類を受け取る
  4. 日本または前籍地で教科書を受け取る
  5. 制服・学用品を準備する
  6. スクールバスまたは保護者送迎を手配する
  7. 必要に応じて学校見学や事前面談を受ける
  8. 学校からの案内に従って学費を支払う
  9. 指定された受付日に子どもと一緒に来校する
  10. 入学式・始業式または指定日から登校する

学校への申込みが終わっても、 教科書、前籍校の書類、スクールバスなどは 自動的に準備されません。

家庭側で、それぞれ手続きを行う必要があります。

転入準備の抜け漏れを防ぎたい方へ

必要書類・教科書・スクールバス・受付日の準備などを、 「転入決定から初登校まで」の順番で50項目に整理しました。 実際の準備で一つずつ確認できる有料チェックリストです(300円)。

最初に年間スケジュールを確認する

入学・編入の申込期間と受付日は、 学期ごとに決められています。

2026年度の年間スケジュールは 学校公式サイトで公開されていますが、 情勢などによって変更される場合があります。

また、編入学の申込みは原則として、 指定された受付日に子どもと一緒に学校へ来られる家庭 が対象です。

航空券や住居だけを先に確定するのではなく、 学校の申込期間、受付日、登校開始日を確認してから、 渡航日程を組むことをおすすめします。

  • 中学部3年生の編入申込みは、 原則として第2学期の編入学までです。
  • タイ・日本以外の国から移り、 学期途中の編入を希望する場合は、 通常の申込み前に学校へ相談してください。

バンコク日本人学校公式「入学・編入学のお手続き」

小学部新1年生は手続きが異なる場合がある

小学部新1年生は、 現在どこに住み、 どの幼稚園へ通っているかによって 手続きの時期が異なります。

タイ国内の幼稚園に通っている年長児を対象とした申込みと、 日本などタイ国外から4月に入学する新1年生の申込みでは、 受付時期や方法が分かれています。

現在タイ国内の幼稚園へ通っている家庭は、 小学校新入学専用の案内を確認してください。

バンコク日本人学校公式「入学・編入学要項」

オンラインで申し込む

申込期間になったら、 学校公式サイトの申込みフォームへ必要事項を入力します。

入学・編入の申込みは原則として、 オンラインフォームのみで受け付けています。

来校受付の時間帯は予約制で、 各時間帯には定員があります。

希望する時間がある場合は、 申込期間に入ったら早めに手続きした方がよいでしょう。

オンライン申込み時点ではビザは不要

オンライン申込みの段階では、 ビザやワークパーミットは必要ありません。

入力を完了すると、自動返信メールが届きます。

メールが届かない場合は、 まず迷惑メールフォルダを確認してください。

自動返信メールを受信し、 その後7日以内に学校から特段の連絡がなければ、 申込みは受理されています。

申込み後に確認すること

  • 自動返信メールが届いているか
  • 受付日時が正しいか
  • 入力内容に誤りがないか
  • 学校から追加連絡が届いていないか
  • 迷惑メールフォルダに入っていないか

前籍校へ退学を申し出る

日本国内の学校からバンコク日本人学校へ移る場合、 日本国内の転校手続きとは異なり、 前籍校を退学する扱いになります。

バンコク日本人学校との二重学籍はできません。

在籍校へ海外の日本人学校へ編入することを伝え、 次の書類を受け取ります。

書類 注意点
在学証明書 中学部入学の場合は卒業証明書
指導要録の写し 封筒を開封しない
健康診断票 前籍校から受け取る
歯の検査票 前籍校から受け取る
心電図検査結果 小学1年・中学1年で実施したもの。健康診断票に記録があれば不要

4月に小学1年生として入学する場合は、 前籍校の書類は不要です。

学校によっては、 指導要録などを保護者へ渡さず、 後日学校から郵送すると案内される場合があります。

受付日までに受け取れない場合は、 バンコク日本人学校の受付担当者へ その旨を伝えてください。

インターナショナルスクールから編入する場合

インターナショナルスクールから編入する場合は、 在籍期間と成績を証明できる書類を準備します。

書式は自由とされています。

英語など日本語以外で作成されている場合の扱いが心配なときは、 事前に学校へ確認しておくと安心です。

教科書は日本で必ず受け取る

日本から入学・編入する場合、 バンコク日本人学校には、 転入してくる子どもの教科書が あらかじめ用意されていません。

教科書を日本で受け取らずに来タイしないよう注意してください。

まず、現在の学校から 「教科用図書給与証明書」 を受け取ります。

その後、海外子女教育振興財団へ申請し、 出国前に教科書を受け取ります。

申請書類の準備や受け取りには時間がかかることがあるため、 出国直前ではなく早めに確認してください。

海外子女教育振興財団「日本の教科書の無償配付」

日本以外の国から編入する場合

日本以外の国から編入する場合は、 出国前に現地の在外公館で教科書を受け取ります。

現在ほかの日本人学校へ通っている場合は、 独自教材を除き、 同じ教科書を引き続き使用します。

使っている教科書を忘れずに持参してください。

制服と学用品を準備する

入学・編入前に、 学校公式サイトの制服・学用品一覧を確認します。

  • 小学部には制服がありません。
  • 中学部には服装の決まりがありますが、 編入時は前籍校の制服でも構いません。
  • 上履きは使用しません。 外靴で校内を過ごし、体育館用の運動靴を別に用意します。

学年によって異なりますが、 主に次のような準備が必要です。

  • 体操着
  • 赤白帽子または中学部の学校帽子
  • 体育館用の運動靴
  • 通学かばん
  • 文房具
  • 水筒
  • 水着・水泳帽・ゴーグル・サンダル
  • 学年別の学習用品

学校指定品や、 バンコクで購入できるものもあります。

日本で購入した方がよいものと、 現地で購入できるものを分けて準備すると、 荷物を減らせます。

バンコク日本人学校公式「学校生活・制服・学用品」

バンコク日本人学校の制服・学用品|入学前に準備するもの

通学方法を決める

バンコク校では、 保護者の責任の下で、

  • モントリー社の通学用スクールバス
  • 保護者等によるPICK UP

のどちらかを選びます。

学校公式サイトによると、 児童生徒の約90%が モントリー社の通学用バスを利用しています。

スクールバスは、 学校への入学申込みとは別に、 モントリー社へ申し込む必要があります。

学校への申込みをしただけでは、 スクールバスは自動的に手配されません。

料金、申込方法、送迎範囲、朝の出発時刻については、 バンコク日本人学校のスクールバス料金 をご覧ください。

住居を決める前には、 バンコク日本人学校への通学に便利な地域 も確認してください。

アパートやコンドミニアムを契約する前に、 建物名と住所をモントリー社へ伝え、 スクールバスの送迎が可能か確認することをおすすめします。


学校見学は希望者のみ

入学・編入申込みの際に 学校見学を希望した家庭は、 指定日に学校見学へ参加できます。

教員が校内を約1時間案内します。

見学時には、 顔写真付き身分証明書のコピーを準備し、 自家用車またはタクシーで来校します。

見学は複数家庭と同時に行われます。

遅刻すると参加できない場合があるため、 時間に余裕をもって向かいましょう。

個別見学や、 申込期間外の見学は原則として受け付けていません。


事前相談・面談が必要になる場合

個別の配慮や支援が必要な場合

次のような経験がある場合は、 申込期間を待たず、 早い段階で学校へ相談してください。

  • 発達に関する診断や指摘を受けたことがある
  • 特別支援学級や通級指導を勧められたことがある
  • 通級指導や個別の支援を受けている
  • 学校生活でサポートの先生が付いている
  • 別室登校や短縮登校をしている
  • 集団での学習や活動に不安がある

診断の有無にかかわらず、 配慮が必要か迷う場合も相談できます。

なかよし学級、通級による支援、不登校・行き渋り、
日本語指導など、学校で受けられる支援の種類や 入学前に確認しておきたいことは、
 バンコク日本人学校の特別支援教育|なかよし学級・通級・不登校支援を解説 で詳しくまとめています。

バンコク校には、 特別支援学級「なかよし学級」が設置されています。

ただし、支援体制、施設、安全面などを踏まえ、 希望する学級での受入れが難しいと判断される場合もあります。

バンコク日本人学校公式「サポートご相談フォーム」


国際結婚家庭の場合

国際結婚家庭では、 必要に応じて受付前に面談が行われる場合があります。

バンコク日本人学校は日本語補習校ではないため、 子どもには、 日本語で行われる通常授業へ参加できる 日本語力が求められます。

また、学校から家庭への連絡、 文書、緊急連絡も日本語で行われるため、 家庭側にも日本語で対応できる体制が必要です。


学費を支払う

入学・編入受付日の10日前ごろまでに、 学校から学費の支払案内がメールで届きます。

タイ国内の銀行口座を持っている場合は、 メールに添付された振込用紙を利用して支払います。

日本国内から学校への送金は受け付けられていません。

タイ国内の銀行口座を持っていない場合は、 学費支払い用の小切手と、 育友会費の現金を準備する方法が案内されています。

2026年度の入学金、授業料、育友会費については、 バンコク日本人学校の入学金・授業料 で詳しくまとめています。

受付日に必要なもの

指定された受付日には、 子どもと一緒に学校へ行き、 入学関係書類を提出します。

コピーは原則として、 A4縦で準備します。

必要なもの 準備のポイント
入学願書 学校指定様式を使用
子ども・父・母のパスポート 原本とA4コピーを用意
パスポート顔写真ページ 子ども・父・母それぞれ1枚
ビザページまたはe-Visa確認書 子ども・父・母の分
最新の入国スタンプ 子ども・父・母の分
保護者証用写真 縦4cm×横3cm。保護者証がない場合は父母各1枚
前籍校からの書類 在学証明書、指導要録、健康診断票など
児童生徒支援資料 バンコク校指定様式

子どもが2人以上いる場合は、 原則として子ども一人につき 1セットずつ準備します。

保護者証用写真を除き、 人数分必要になるため注意してください。


パスポートとビザの注意点

パスポートとビザは、 入学式または始業式の日まで 有効である必要があります。

保護者全員がツーリストビザで滞在している場合は、 入学・編入受付ができないと案内されています。

一方、保護者の一方が ビジネスビザなどを取得済みであれば、 子どもを含むほかの家族がノービザでも 仮受付できる場合があります。

ビザの取得状況が特殊な場合は、 事前に学校へ確認してください。

二重国籍の場合

日本とタイなどの二重国籍を持つ子どもは、 学校公式案内に従って、 日本のパスポートとタイのパスポートの 必要ページを準備します。

どのページをコピーすればよいか分からない場合は、 記載のあるページを広めにコピーし、 原本も持参すると安心です。


書類不備があると手続きは完了しない

入学関係書類がそろうまで、 手続きは完了せず、 学籍番号も発行されません。

受付日に不足書類が判明した場合は、 準備でき次第、 保護者が学校事務室へ提出します。

書類は封筒やクリアファイルに入れ、

  • 学校提出
  • 教科書申請
  • ビザ関係
  • スクールバス

のように分けて管理すると、 紛失や提出漏れを防ぎやすくなります。

入学式・始業式と初登校

学期の初めから編入する場合は、 入学式または始業式から学校生活が始まります。

通学バスを申し込んだ児童生徒は、 原則として始業式の登校時から バスを利用できます。

ただし、小学部1年生と中学部1年生は、 入学式当日は保護者と一緒に登下校します。

通学バスを利用できるのは、 入学式の翌登校日からです。

始業式は児童生徒のみが出席し、 保護者の列席は不要とされています。

渡航前チェックリスト

  1. 学校の申込期間と受付日を確認した
  2. オンライン申込みを完了した
  3. 自動返信メールを保存した
  4. 前籍校へ退学を申し出た
  5. 前籍校から必要書類を受け取った
  6. 指導要録の封筒を開封していない
  7. 教科用図書給与証明書を受け取った
  8. 出国前教科書を申請した
  9. 制服・学用品を確認した
  10. スクールバスまたはPICK UPを手配した
  11. 学費の支払方法を確認した
  12. パスポート・ビザのコピーを準備した
  13. 保護者証用写真を準備した
  14. 受付日に子どもと来校できる日程を組んだ
転入準備を実際に進める方へ

ここまで読めば、 入学・編入に必要な手続きの全体像はつかめます。

ただ、実際に準備を始めると、 「次は何をする?」 「どの書類を誰にもらう?」
「教科書はいつ受け取る?」 「受付日に何を持っていく?」 と、
細かな確認事項が一気に増えます。

そこで、 転入決定から初登校までを、 50項目の時系列チェックリストにまとめています。

日本の学校への依頼文例、 スクールバス会社への確認項目、 受付日の持ち物、
 子どもへの声かけまで入った 300円の実務noteです。

転入前チェックリスト50を見る →

よくある質問

オンライン申込み時にビザは必要ですか?

オンライン申込みの段階では必要ありません。

ただし、指定日の受付では、 パスポート、ビザまたはe-Visa確認書、 最新の入国スタンプなどが必要です。

子どもを連れずに受付できますか?

原則として、 指定された受付日に 子どもと一緒に来校できる家庭が対象です。

前の学校に在籍したまま申し込めますか?

申込み準備はできますが、 バンコク日本人学校との二重学籍はできません。

前籍校を退学し、 必要書類を受け取る必要があります。

教科書はバンコク日本人学校でもらえますか?

日本から編入する子どもの教科書は、 学校にはあらかじめ用意されていません。

日本で海外子女教育振興財団を通じて受け取ります。

スクールバスは学校へ申し込むのですか?

学校とは別に、 モントリー社へ申し込みます。

入学金と授業料はいつ払いますか?

受付日の10日前ごろまでに、 学校から支払案内がメールで届きます。

日本の銀行から送金できますか?

学校は日本国内からの送金を受け付けていません。

タイ国内の銀行振込、 または学校から案内された小切手などの方法で支払います。

特別な支援が必要か迷っています

診断の有無にかかわらず、 申込期間前でも相談できます。

学校側の受入体制を確認するため、 早い段階で相談してください。

高学年から転入しても友達ができますか?

バンコク日本人学校は、 保護者の転勤に伴う転出入が多く、
 転入生を迎えることに比較的慣れている学校です。

おとなしい子の友人関係や、 転入後の学習面については、 
バンコク日本人学校へ高学年で転入して馴染める? で詳しく解説しています。

まとめ

バンコク日本人学校の入学・編入準備で 重要な点は、次のとおりです。

  • 最初に年間スケジュールを確認する
  • オンラインフォームから申し込む
  • 指定日には子どもと一緒に来校する
  • 前籍校を退学し、必要書類を受け取る
  • 指導要録の封筒は開封しない
  • 教科書を日本または前籍地で受け取る
  • 制服・学用品を家庭で準備する
  • スクールバスはモントリー社へ別に申し込む
  • 受付前に学費を支払う
  • パスポート・ビザ・入国スタンプのコピーを用意する
  • 書類がそろうまで手続きは完了しない

申込み、退学書類、教科書、学費、住居、 スクールバスを一つずつ順番に処理するより、
家族で一覧表を作り、 同時並行で準備する方がスムーズです。


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この記事は、2026年度にバンコク日本人学校および関係機関が 公開している情報を基に作成した非公式記事です。 申込期間、必要書類、ビザ条件、学費、通学方法などは 変更される可能性があります。 手続き前には必ず学校公式サイトの最新情報をご確認ください。

参考: バンコク日本人学校「入学・編入学のお手続き」 バンコク日本人学校「学校生活」 海外子女教育振興財団「日本の教科書の無償配付」

バンコク日本人学校の入学・編入条件|国籍・ビザ・日本語力・定員

バンコク日本人学校への入学・編入を考えたとき、 「日本国籍が必要?」「二重国籍でも入れる?」「ビザはいつまでに必要?」 といった条件が気になる方も多いと思います。

結論から言うと、単純に 「日本人なら誰でも入れる」「人数が多いから入れない」 という仕組みではありません。 国籍、タイでの滞在資格、日本語で学習できるかなど、 いくつか確認しておきたい条件があります。

先に結論
  • 受け入れ制限を伴う定員は、原則として設けられていない
  • 日本との二重国籍なら、国籍要件上の問題はない
  • 日本国籍がなくても、条件によって学校理事会の特別承認を受けられる場合がある
  • タイ国籍のみの場合は受け入れ対象にならない
  • 保護者全員がツーリストビザ・ノービザの場合、受付はできない
  • オンライン申込み時点ではビザやワークパーミットは不要
  • 国際結婚家庭では、日本語力などを確認する事前面談が行われる場合がある
  • 特別な支援や配慮が必要な場合は、申込み前の早い段階で相談する

定員はある?

学校公式FAQでは、 受け入れ制限を伴う定員はない と案内されています。

そのため、「児童生徒数が多いから、定員オーバーで入れないのでは」 と過度に心配する必要はありません。

ただし、特別支援学級や個別の支援が必要な場合は、 学校側の支援体制、施設・設備、安全面などを踏まえて 受け入れ可否が判断されます。

日本国籍は必要?

日本国籍を持つ児童生徒は、国籍の面では基本的な対象となります。

また、 日本と他国の二重国籍を持つ子どもも、国籍要件上の問題はありません。

日本国籍を持っていない場合でも、 これまで日本の学校に通っており、タイ滞在後に再び日本の学校へ戻る予定があるなど、 日本の教育課程で学ぶ必要性が認められるケースでは、 学校理事会による特別承認の対象になる場合があります。

一方で、学校公式FAQでは タイ国籍のみを持つ子どもは受け入れできない と案内されています。 判断が必要な家庭は、申込み直前ではなく早めに学校へ相談してください。

ビザはいつまでに必要?

オンラインで入学・編入を申し込む段階では、 ビザやワークパーミットは必要ありません。

ただし、実際の入学・編入学受付では、 タイでの滞在資格を確認するため、 パスポートやビザ等の書類が必要になります。

重要: 保護者全員がツーリストビザ・ノービザの状態でタイに滞在している場合、 入学・編入学受付はできません。

一方、保護者のうち1名がビジネスビザ等を取得済みであれば、 子どもや他の家族がノービザでも手続きを進められる場合があります。

なお、学校公式FAQによると、 現在はワークパーミット等の就労関係書類の提出は不要です。

日本語力はどのくらい必要?

バンコク日本人学校は、日本語を学ぶための補習校ではなく、 日本の学習指導要領に沿って 通常の授業を日本語で受ける学校です。

特に国際結婚家庭では、入学・編入受付の前に事前面談が行われ、 子どもが日本語による通常授業についていけるかを確認される場合があります。

また、学校から家庭への文書や電話などの連絡も日本語で行われるため、 保護者側にも学校との連絡に対応できる日本語環境が求められます。

国際結婚家庭は入学できる?

国際結婚家庭だからという理由だけで入学できないわけではありません。

ただし学校公式では、必要に応じて事前面談を行い、 主に次の点を確認するとしています。

  • 子どもが日本語で通常の授業についていけるか
  • 家庭の教育方針や今後の進路
  • 外国籍の保護者が学校からの日本語の連絡に対応できるか

国籍だけで判断されるのではなく、 日本語で学習を続けられる環境があるかという点も重要になります。

特別な支援や配慮が必要な場合

発達面、学習面、コミュニケーション面などで 個別の配慮や支援が必要な場合は、 申込み期間を待たず、早めに学校へ相談すること が公式に案内されています。

バンコク校には特別支援学級「なかよし学級」があります。

通常学級を希望する場合でも、 支援体制、施設・設備、安全面などを踏まえて、 学校側から別の就学方法を提案される場合や、 受け入れが難しいと判断される場合があります。

条件を満たしたら、次は入学・編入手続き

入学条件を確認したら、次はオンライン申込み、 前籍校からの書類、教科書、学費、通学手段などを準備します。

入学・編入の手続きを順番に確認する

必要書類、教科書、申込み、受付日、スクールバスまで含めた流れは、 入学・編入完全ガイドにまとめています。

バンコク日本人学校の入学・編入完全ガイドを見る →

よくある質問

二重国籍でも入学できますか?

日本と他国の二重国籍であれば、国籍要件上の問題はないと学校公式FAQで案内されています。

日本国籍がなくても入学できますか?

日本の教育を継続する必要性などを学校側が確認し、 学校理事会の特別承認によって入学・編入できる場合があります。 個別判断になるため、早めの相談が必要です。

定員オーバーで入れないことはありますか?

学校公式FAQでは、受け入れ制限を伴う定員はないとされています。 ただし、特別な支援が必要な場合は別途受け入れ可否が判断されます。

ワークパーミットがなくても申し込めますか?

現在はワークパーミット等の就労関係書類の提出は不要です。 ただし、入学・編入受付時にはタイでの滞在資格に関する条件があります。

まとめ

  • 原則として受け入れ制限を伴う定員はない
  • 日本との二重国籍は国籍要件上問題ない
  • 日本国籍がなくても特別承認の対象になる場合がある
  • 家族全員がツーリストビザ・ノービザでは受付できない
  • オンライン申込み段階ではビザやワークパーミットは不要
  • 国際結婚家庭では日本語力などの事前確認が行われる場合がある
  • 個別の支援が必要なら早めに学校へ相談する

※この記事はバンコク日本人学校の公開情報をもとにした非公式記事です。 入学・編入条件や手続きは変更される可能性があります。 実際に申し込む際は、必ず学校公式サイトの最新情報をご確認ください。

公式: バンコク日本人学校 入学・編入学要項