酷いバンコクの大気汚染の中で体育をするバンコク日本人学校の子供達の健康被害について

 バンコクの大気汚染レベルの酷さは世界でもトップクラスです。

この原因がPM2.5と呼ばれる浮遊物質が含まれている微小粒子です。


様々な原因がありますが、一説によると郊外での野焼きが原因とも言われています。
タイ政府は特に対策をしていないようなので、この大気汚染は長期間続くと考えられています。


PM2.5は健康にかなり重度の悪影響を与える可能性があると言われています。
特に呼吸器系にへの影響が大きく、慢性閉塞性肺疾患(COPD)、気管支炎、

喘息などの呼吸器系の疾患を引き起こす可能性があると言われています。


それだけではなく、心臓疾患、脳卒中、がんなどの非呼吸器系の疾患のリスクも高める

ことがタイのニュースでも取り上げられています。


こんなにも酷い大気汚染の中、バンコク日本人学校の子供達は外で体育をしなければなりません。

走り回ることで呼吸量は多くなり、自然とPM2.5 を体内に取り入れることになってしまいます。


どのように対処したら良いかですが、主に2つくらいしかないかと思います。


1)適切なマスクの使用

PM2.5の微小な粒子を除去するためにはN95マスクやP100マスクなどの高性能なマスクを使用することが推奨されているので、それを体育の時間にもすることで防げるとは思います。ただ、呼吸がし辛いので、酸欠や熱中症などのリスクが高まることがデメリットです。


2)屋外での体育を控える

PM2.5の濃度が高い日は、屋外での活動を控えるために体育を見学するという手段しかないでしょう。屋外での激しい運動は、PM2.5を吸い込む量が増えるため、避けるためには見学するしかないでしょう。重篤な疾患の害を受けてからでは遅いです。


しかし、これは個人の価値観によって変わってきて当然のことですので、これらのことを気にすることなく通常通り体育活動をするということを糾弾する意図はありませんのであらかじめご了承ください。



です。

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